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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は65円高、為替相場の円安を好感
*09:41JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は65円高、為替相場の円安を好感
【日経平均は反発、円安好感で終値ベースの年初来高値を更新してスタート】
9時40分現在の日経平均株価は、15720.51円(前日比+65.44円)で推移。日経平均は反発で始まり、11月28日に付けた終値ベースの年初来高値(15727.12円)を更新して始まった。米国では11月のISM製造業景況指数が予想を上回ったことで、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に踏み切るとの思惑が強まった。これを受けて為替市場ではドル・円が一時103円台に突入するなど円安基調が強まった。シカゴ日経225先物清算値は大証比60円高の15750円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まった。
セクターではパルプ・紙、その他製品、ゴム製品、化学、情報・通信、水産・農林、建設、金属などが上昇。半面、電力・ガス、空運、精密機器、石油・石炭、証券、ガラス・土石、その他金融などが小安く始まった。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>が3営業日ぶりに反発。マツダ<7261>、トヨタ<7203>、ファーストリテイリング<9983>や、PS4の好調が伝えられているソニー<6758>が堅調。また、昨日売買代金トップだったアドウェイズ<2489>は強弱感が対立している。一方、ミクシィ<2121>、ホンダ<7267>、フリービット<3843>が利食いに押されている。
【ドル・円は102円87銭付近、豪準備銀行の政策金利発表に注目へ】
ドル・円は102円87銭付近で推移。日経平均株価が堅調に推移しており、ドル・円はやや下げ渋っている。日経平均株価の上昇は円安を意識した動きとの見方が多い。リスク選好的な円売り・ドル買いは継続しており、株高継続を期待したリスク選好的な円売りがただちに縮小することはないとの声が聞かれている。
なお、本日3日は豪準備銀行が政策金利を発表(日本時間12時30分)する。2.50%で現状維持の公算だが、利下げが発表された場合、豪ドル売り・円買いの取引が増加し、ドル・円相場にも影響を与える可能性があるとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価は前日比プラス圏で堅調推移→リスク選好的な円売り継続
・豪準備銀行の政策金利が据え置きとなるかどうかを注目
9時40分時点でドル・円は102円87銭、ユーロ・円は139円32銭、ポンド・円は168円32銭、豪ドル・円は93円82銭付近で推移している。《KO》
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