欧米為替見通し:感謝祭で米国市場が休場、動意薄の展開か

2013年11月28日 17:10

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記事提供元:フィスコ


*17:10JST 欧米為替見通し:感謝祭で米国市場が休場、動意薄の展開か

本日28日の欧米市場のドル・円は、米国市場が感謝祭(祝日)で休場となるため、やや動意薄の状態が続くことになりそうだ。アジア市場では日本、中国の株高を好感した円売り・ドル買いのフローが観測されたが、まとまった規模ではなかった。投機的な円売りポジションは相当積み上がっているとの見方が多く、具体的なドル買い材料が提供されない場合、ドル・円はやや伸び悩む可能性があるとみられている。

複数の報道によると、中国が尖閣諸島を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めていた件について、自衛隊機と海上保安庁の航空機は中国への通告なしで飛行したが、緊急発進などの中国側の反応は確認されなかったもよう。

この問題をめぐって、東アジア地域における地政学的リスクが大幅に増大するとの見方があったが、現時点でリスク回避的な円売りがただちに拡大するとの懸念は広がっていないようだ。

ただし、アジア諸国の株高を好感したリスク選好的な円売りは29日以降も継続するとの見方があり、ドル高・円安の基調はしばらく維持される可能性は高いとみられている。

【今日の欧米市場の予定】

17:55 独・11月失業率(予想:6.9%、10月:6.9%)
18:00 ユーロ圏・10月マネーサプライ(前年比予想:+1.7%、9月:+2.1%)
19:00 ユーロ圏・11月業況判断指数(予想:0.05、10月:-0.01)
19:30 英中銀が金融安定化報告発表、カーニー総裁会見
22:00 独・11月消費者物価指数速報値(前年比予想:+1.2%、10月:+1.2%)
22:30 加・7-9月期経常収支(予想:-144億カナダドル、4-6月期:-146億カナダドル)
米国市場は感謝祭の祝日で休場《KO》

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