概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は5営業日ぶり反落、目先の高値警戒感で売り優勢に

2013年11月21日 09:50

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記事提供元:フィスコ


*09:50JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は5営業日ぶり反落、目先の高値警戒感で売り優勢に
【ブラジル】休場

【ロシア】MICEX指数 1508.52 -0.18%
20日のロシア市場は5営業日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比2.67ポイント安(-0.18%)の1508.52で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり20、値下がり28、変わらず2と売りが優勢となった。

中盤に下値を模索する場面もあったが、その後は徐々に買い戻された。連日の上昇で短期的な高値警戒感が強まり、幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。また、この日に発表された一部の経済指標が軟調だったことも成長鈍化懸念を強めた。統計局は20日、10月の生産設備投資が前年同月比で1.9%減少し、前月のマイナス1.6%を下回ったと発表。市場予想はマイナス1.0%だった。設備投資の減少は3カ月連続となった。また、同月の失業率も前月の5.3%から5.5%に上昇し、6カ月ぶりの高水準を記録。市場予想は5.4%だった。

【インド】SENSEX指数 20635.13 -1.22%
20日のインドSENSEX指数は4営業日ぶり反落。前日の米国市場が下落した流れを引き継ぎ、寄り付きから売り優勢の展開。インド株式相場は前日まで3営業日続伸したため、ひとまず利益を確定する売りが拡がった。また、日本時間21日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表が控えていたとあり、米金融政策の先行きを見極めようと警戒感も強かった。投資家はポジション調整の売りを進めたようで、指数は取引終了間際に急速に下げ幅を拡大した。

【中国本土】上海総合指数 2206.61 +0.62%
20日の上海総合指数は反発。金融改革への期待感が支援材料。外国為替市場での通常介入を「基本的に」停止するとの中国人民銀行(中央銀行)周小川総裁の発言に続き、胡曉煉副総裁はこの日、機が熟せば預金金利規制を撤廃すると発言した。また、適格海外機関投資家(QFII)などの投資枠を撤廃するとの政府方針が株式市場への資金流入観測につながった。さらに、人民銀が前日に大規模な資金供給オペを実施したことも引き続き支援材料となった。《FA》

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