米株式市場 上昇、債券購入今月最大

2013年11月9日 00:36

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記事提供元:フィスコ


*00:36JST 米株式市場 上昇、債券購入今月最大

米株式市場

今月最大規模の債券購入(47.5-57.5億ドル)が下支えしている。7日の下落から戻り試す展開がラッセル2000を筆頭に見られる一方で、利回りに敏感な住宅建設や食品・生活需要のETF関連(ウォルマート(WMT)コカ・コーラ(KO))やヴェライゾン(VZ)AT& T(T)が下落している。ベテランズデ-の11日、債券市場は休場。

7-8日にかけてIMFで「危機:過去から現在にかけて」と題したリサーチ・カンファレンスが行われている。8日はバーナンキ議長と元イスラエル中銀総裁のフィッシャー氏、ホワイトハウスの元経済顧問のサマーズ氏も講演を予定している。(東部時間3:30PMから)

緩和政策が続く中で、連銀は金利引き上げのタイミングを5.5%にまで引き下げられるのレポートを当局関係者が提示するなか、これに関して元ゴールドマンのガヴィン・デイヴィズ氏はファイナンシャル・タイムズ紙上にて「現在の連銀の注目は利上げのタイミングをどれだけ遅らせられるかということ。彼らは0%金利が2017年まで継続することを見込んでいる」と指摘している。

マクロ経済においては、寄り付き前の雇用統計において失業率が前月の7.2%から7.3%に上昇したものの、非農業部門雇用者数は予想の12万人増加を大きく上回る20.4万人増加になったことが明らかになった。ただ、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏は「失業率の上昇、労働参加率の悪化、政府が集計する期間が長かったことから連銀はこのデータを額面通りには受け取らない。12月縮小のシナリオは残されているものの12月6日発表の次の雇用統計が重要」と指摘している。

海外では、S&Pがフランスのソブリン格付けをAAに一段階引き下げ、見通しをネガティヴから安定に変更している。同国は2年前にAAA格付けを失っている。

個別銘柄では、メディア大手のディズニー(DIS)が7日引後に発表した決算は、売上及び利益とも予想を僅かに上回っている。

S&P 500は10.45高の1757.60前後で推移、ナスダック総合指数37.73ポイント高の3895.06ポイント、ダウ平均株価は72.24ドル高の15666.22ドル前後で推移(日本時間24時35分時点)。《KG》

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