(中国)トヨタなど日本車の販売激増:戦略改善が奏功、今後の持続力はカギ

2013年10月28日 11:32

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:32JST (中国)トヨタなど日本車の販売激増:戦略改善が奏功、今後の持続力はカギ
今年9月の日本車販売台数が前年同月比で73.7%増加したという好業績を残した。販売急増の背景について、尖閣問題の勃発で前月同月の販売台数が急減したことや、同月の業界全体の販売好調が主因だと分析された。

一方、日本車の販売台数が9月に激増したことについて、7月と8月の主要モデルの大幅値引きも大きく寄与したと指摘された。一部ではすでに値引き幅を縮小しており、年末までの動きが明らかになるまで本格的な回復とはいえないとの厳しい意見も出ている。また、昨年9月以降の日本車販売低迷を機に、ドイツや米国、韓国などの自動車大手が着々と中国シェアを拡大しており、日本メーカーは尖閣問題前のシェアまで回復することが容易ではないとみられている。

専門家は、製品戦略で売り上げを伸ばすという従来の日本戦略がもはや中国市場で通用しないと指摘。今後は市場全体の需給状況を把握した上で、販売ルートや営業部門などで攻撃的な戦略を新たに講じる必要があるとの見方を示した。

なお、今年1-9月期の販売台数でみると、ホンダ<7267>と日産自動車<7201>の小幅販売増を除き、トヨタ<7203>やスズキ<7269>、マツダ<7261>は総じて前年同期比で減少した。《ZN》

関連記事