物色は材料系の銘柄に集中/後場の投資戦略

2013年9月24日 11:57

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14639.15;-103.27TOPIX;1209.15;-9.83

[後場の投資戦略]

 日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せして始まった後は、5日線レベルでの攻防が続いている。日中値幅は80円程度にとどまっており、トレンドは出難い状況であろう。米株安の影響はあろうが、短期的には過熱感も警戒されやすい水準まで上昇していたため、ちょうどよい一服といったスタンスに。
 もっとも、物色は材料系の銘柄に集中しており、A&AM<5391>、東京窯業<5363>、ラサ工<4022>、日工<6306>、OKK<6205>、北川鉄工<6317>、木村化工<6378>などが強い値動き。
 個人の物色意欲は活発であり、仕手系色の強い材料系の銘柄が中心ではあるが、出遅れ感のある低位株を中心に値幅取り狙いの商いが集中している。持続的な物色となるかは疑問ではあるが、動きの出ているところには、短期資金が向かいやすい状況であろう。(村瀬智一)《FA》

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