【飛び乗り飛び降りコーナー】日建工学は消波ブロックで注目、東京湾再生で

2013年9月13日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  消波ブロック大手の日建工学 <9767> (東2)は、9月12日(木)2円高の204円と反発し、高値圏で頑強な動きとなっている。東京オリンピック招致で、東京湾再生に弾みがつくと期待されることから、防災対策や大型補正予算のほか、港湾関連工事の受注が見込まれる。東証1部市場では、シールド工法や港湾技術に特色があり官公庁工事で実績がある大豊建設がストップ高と買われており、同様に官公庁工事に実績があり河川や砂防、海岸や港湾工事に強みを持つ日建工学も大きく見直されると予想される。

  足元の業績、東日本大震災の復旧事業や前年度からの繰越しを含む公共工事の事業執行により消波根固ブロック、護岸ブロックなどの主力製品が増加し、堅調に推移し、今3月第1四半期売上高は15億5600万円(前年同期比46.3%)、営業損益は4700万円の黒字(同1億1000万円の赤字)、経常損益は同4900万円の黒字(同1億0800万円の赤字)、最終損益は同4300万円の黒字(同1億1100万円の赤字)と黒字転換に着地。通期純利益は3億5000万円(前期比2.4倍)を見込む。年間配当は創立50周年で4期ぶり6円(中間期末2円 期末4円(うち2円は記念配当))の復配を予定している。

  株価は、13週移動平均線をサポートラインに高値もみ合いを上抜く方向。味の素と共同開発した、セメントにアミノ酸の一種、アルギニンを混ぜて作ったコンクリートの塊を海に入れると、コンクリートに藻が付きやすくなり、そこに貝や魚がやってきて次第に魚礁となる「環境活性コンクリート」に対する引き合いに対する期待感が高まっているほか、今期予想PER10倍台と割安感があり、配当利回りは3%近くあり、見直し余地が広がる。目先05年12月高値276円奪回となるか注目されよう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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