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+2σ辺りでの推移、空けたマドは埋めない/日経225・本日の想定レンジ
記事提供元:フィスコ
*08:10JST +2σ辺りでの推移、空けたマドは埋めない
[本日の想定レンジ]
12日のNY市場は下落。週間新規失業保険申請数が予想よりも少なかったことで、量的緩和縮小への警戒感が高まった。また、シリア情勢の進展を見極めたいとの思惑や、昨日まで大型株で構成されるS&P500指数が7営業日続伸となり、高値警戒感が広がっていたこともあり、終日上値の重い展開となった。ダウ平均は25.96ドル安の15300.64、ナスダックは9.04ポイント安の3715.97。シカゴ日経225先物清算値は、12月限で大証比15円高の14275円。
先物とオプションの清算日が重なるメジャーSQとなる。五輪開催による先高期待が高まるなか、米国の下げの影響からSQ値が下で決まるようなら、これが心理的な支持線として意識されそうである。もっとも、3連休に入るほか、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、全体としてはこう着感の強い展開。個人主体による材料株での値幅取りが中心になりそうだ。
日経平均は上昇する5日線に沿ったトレンドを形成し、ボリンジャーバンドでは+2σ辺りでの推移が続きそうである。10日に空けたマド(14251.46-14296.78円)を埋めるというよりも、マド上限辺りでの底堅さが意識されるとみておきたい。14300-14450円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 14450円−下限 14300円《TM》
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