【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループ株価は大きく出直る、5月高値視野

2013年9月11日 09:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  電設資材商社のトシン・グループ <2761> (JQS)の株価はモミ合いから上放れて着実に水準を切り上げている。5月の高値も視野に入るだろう。

  首都圏を中心に電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。消費増税前の住宅着工増加が追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤も強化している。

  今期(14年5月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。公共投資の増加、新設住宅着工戸数の増加、企業設備投資の回復に加えて、北関東を主体とした営業拠点網の拡充効果なども寄与する。

  なお8月5日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間13年8月6日~14年7月31日)については、8月31日時点累計で取得株式総数4400株、取得価額総額1040万5500円となった。

  株価の動きを見ると、2200円~2300円近辺でのモミ合いから上放れて、着実に水準を切り上げている。足元では概ね2400円~2500円近辺で推移して、5月中旬の水準まで戻している。

■PER12倍、利回り2.1%

  9月10日の終値2431円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS202円38銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3241円85銭で算出)は0.7倍近辺である。

  週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して強基調へ回帰した、日足チャートで見ても25日移動平均線がサポートラインの形である。指標面に割高感はなく、需給面での自己株式取得も支援材料であり、5月13日の年初来高値2650円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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