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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペース株価は出直る、1000円で下値固める
ネット広告のインタースペース <2122> (東マ)の株価は7月の年初来高値から一旦反落したが、短期調整が一巡したようだ。今期(13年9月期)好業績見通しを評価して高値を試す動きが期待される。
アフィリエイト(成果報酬)型のインターネット広告事業を主力に、新規分野として子会社でコンテンツ・ソーシャルアプリなどのメディア事業も展開している。アジアの新興国市場にも積極展開する方針で、7月にはタイのバンコクに現地法人を設立(営業開始は13年10月予定)した。
■今期、18.1%増収、営業利益33.6%増益
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比18.1%増の146億16百万円、営業利益が同33.6%増の7億50百万円、経常利益が同35.0%増の7億50百万円、純利益が同2.2倍の3億66百万円としている。
通期見通しに対する第3四半期累計(12年10月~13年6月)の進捗率は売上高が78.1%、営業利益が56.2%、経常利益が56.6%、純利益が43.9%だった。利益が低水準だったが、四半期別の業績推移を見ると第3四半期(4月~6月)は第2四半期(1月~3月)比13.7%増収、同24.0%営業増益で、売上高は四半期ベースで過去最高だった。
人件費や広告宣伝費の増加が利益圧迫要因となるが、市場拡大も追い風として金融関連を中心にインターネット広告事業が好調であり、第4四半期(7月~9月)には子会社のメディア事業の黒字化も寄与する見込みだ。
株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、7月中旬に動意付いて安値圏700円~800円近辺から急反発し、7月30日には年初来高値となる1340円を付けた。その後は1000円~1100円近辺で上げ一服の局面だが、9月4日には前日比73円(7.13%)高の1098円まで大幅続伸する場面があった。短期調整が一巡した可能性があるだろう。
9月4日の終値1090円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円60銭で算出)は20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS335円34銭で算出)は3.3倍近辺である。
週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形であり、日足チャートで見ると一旦割り込んでいた25日移動平均線を9月4日の大幅続伸で一気に回復した。7月30日の高値を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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