【編集長の視点】IBJは上場来安値水準から反発、婚活株は少子化対策の補助金支援報道で政策関連株買い

2013年9月2日 10:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  IBJ <6071> (JQS)は、寄り付きの買い気配から37円高の1910円まで買い進まれて商い出来ずを挟んで3営業日ぶりに反発し、今年6月7日につけた上場来安値1801円に並ぶ安値水準からの底放れを鮮明化している。8月31日付けの日本経済新聞で、政府が、若い人たちの結婚活動「婚活」の支援のために、各地の自治体が手掛けるお見合いパーティーや婚活イベントに来年度から補助金を支出すると観測報道をされたことを受け、日本初のソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」を開発・展開している同社株に新たな政策関連株と評価して買いが再燃している。

  婚活株では、結婚相手紹介サービスの大手で、新潟県糸魚川市などと同社の紹介事業への入会初期費用の助成をする特別団体契約をしているツヴァイ <2417> (東2)も、9円高の794円と続伸、3月12日につけた年初来安値761円に並ぶ安値水準からのリバウンド幅を拡大している。

  婚活補助金は、報道によれば、50歳まで一度も結婚しない人の割合が、男性、女性ともアップしており、安倍政権で進めている女性や若者の活躍の場を広げる成長戦略の一環として、少子化対策の婚活を後押し、内閣府の来年度予算の概算要求に約2億円を盛り込み、地域ぐるみで出会いの場を提供する「街コン」などを開催している10程度の都道府県を支援する。

  IBJは、「ブライダルネット」のネット展開のほか、リアルでは全国の結婚相談所とその所属会員の婚活をサポートするためのお見合いネットワーク「IBJシステム」と「日本結婚相談所連盟」を運営し、婚活コンパ(合コン)のセッティングサイト「Rush」も運営、このほか結婚が決まったあとの新居探しや、結婚式を控えた新婦にエステやビューティー情報を提供する検索サイトの運営などのメディア事業も展開、総合的に婚活をサポートしている。

  株価は、昨年12月に公開価格1450円で新規株式公開(IPO)され、公開価格を80%上回る2610円で初値をつけ上場来高値2660円まで買い進まれ、IPO人気の一巡で上場来安値1801円まで大きく調整した。今12月期業績は続伸し、純利益は、2億6400万円(前期比33%増)と連続の過去最高更新を見込んでいるだけに、PERは14倍台と下げ過ぎを示唆している。「アベノミクス」の成長戦略の政策関連株としても浮上し、上昇トレンドへの転換を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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