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【株式評論家の視点】ディー・エヌ・エーは海外の黒字化を評価する、売り一巡後は反騰へ
<銘柄の見所>
ディー・エヌ・エー <2432> が波乱場面に見舞われている。ゲームソフト15社がスマートフォン(スマホ)向けゲームの顧客開拓で連携すると伝えられ、現在ゲームを配信している同社あたりに打撃になるとの見方を読んでいることがきっかけ。
ただ、国内のゲーム市場は既に飽和状態にある。従って、ゲーム各社を評価するポイントは海外での展開力に移っている。海外の交流サイト「Mobage」では、ソーシャルゲーム内で使用される仮想通貨「モバコイン」の消費が、主要市場である北米を中心に増加し、6月は単月の黒字化を達成した。
主力の欧米向け「Mobage」では当期中に20タイトル以上の新規アプリのリリースを予定しており、より幅広いジャンルで人気タイトルを創出し、ユーザの獲得とモバコイン消費の拡大を図る。欧米向け「Mobage」では、成長へ向けた投資を継続しつつ第2四半期において四半期ベースでの黒字化を目指す方針だ。
今2014年3月期の第1四半期の営業利益は169億円と、前年同期比7.6%の減少にとどまり、9月中間決算も営業利益337億円と前年同期比13%減益となる模様だ。
海外の展開のほか、国内「Mobage」でも、従来から利用が活発なユーザ層向けのものから、これまでのラインナップではとらえきれなかったユーザ層向けのライトなものまで幅広いジャンルを対象として、当期中に約60タイトル(7割はアプリ)の新規リリースを予定している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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