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欧米為替見通し:バーナンキFRB議長からの2.7兆ドルの返済要請懸念
*17:10JST 欧米為替見通し:バーナンキFRB議長からの2.7兆ドルの返済要請懸念
本日20日の欧米市場のドル・円は、下落基調にある米国の株式・債券市場を受けたドル下落、「トリプル安」の可能性に警戒する展開が予想される。
注文状況は、上値には、98円00銭-98円50銭に本邦輸出企業のドル売りオーダー、下値には、97円00銭-96円50銭に本邦機関投資家のドル買いオーダーが控えている。
注目すべきテクニカル水準は、「三角保ち合い」(底辺9.99円:103円74銭-93円75銭)の上辺99円45銭と下辺96円22銭で、放れに就くスタンスで臨むことになる。
米国連邦準備理事会(FRB)のバランスシートは、リーマン・ショック前の2008年9月の約9000億ドルから、量的緩和第1-3弾により、3.6兆ドルまで約2.7兆ドル増加してきた。
バーナンキFRB議長のドル流動性供給を受けて、米国債市場は上昇、NYダウは史上最高値を更新、そして「ドル・キャリートレード」を通じて新興国市場も強含みに推移してきた。
2014年1月末に退任予定のバーナンキFRB議長が、流動性供給の縮小、停止の可能性を警告していることで、各市場は反落しつつある。
今週末22-24日のジャクソンホール・シンポジウムに参加しないバーナンキFRB議長は、9月6日に発表される米国の8月の失業率が7.0%に近づいた場合、9月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入プログラムの縮小を決定する可能性が高まっている。
また、次期FRB議長候補に、バーナンキFRB議長の量的緩和策に批判的なタカ派、サマーズ元米財務長官の可能性が高まった場合、米国債・株売りに拍車がかかる可能性が高まる。
さらに、連邦債務上限引き上げ協議、歳出削減による米国債の発行減により、米国連邦準備理事会(FRB)が米国債購入(月450億ドル)を減額する可能性が高まりつつある。
【今日の欧米市場の予定】
18:00 ユーロ圏・6月建設支出(5月:前月比-0.3%)
20:00 トルコ中央銀行が政策金利発表(4.50%で現状維持の予想)
21:30 米・7月シカゴ連銀全米活動指数(予想:-0.10、6月:-0.13)《KO》
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