ホットマネーの撤退、中国株式市場への影響が限定的=政府機関紙

2013年6月17日 11:46

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記事提供元:フィスコ


*11:46JST ホットマネーの撤退、中国株式市場への影響が限定的=政府機関紙
中国政府機関紙である「人民日報」はこのほど、中国を含む新興国からのリスク資金の撤退加速について、目先では中国経済や株式市場に悪影響を与えると指摘。ただ、中国のマクロ経済が安定している上、ほかの新興国に比べて中国の経済規模が大きいため、こうした悪影響が限定的だとの見方を示した。

同紙は、中国株式市場のバブルがみられていない上、A株の購入意欲が外資の間で依然として高いと指摘。一方、不動産市場には過熱感が示しているものの、外資の購入がわずかであるため、外資の撤退による影響がほとんどみられないと強調した。《ZN》

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