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【狙い場・買い場】ツムラは連続最高純益更新を先買いし最高値更新も想定範囲内
ツムラ <4540> は、今年3月に上場来高値3645円まで買い進まれ、急速な円安進行により原料の生薬単価の上昇懸念で3000円大台を試す調整が続いているが、5月9日には3月期決算の発表を予定、前3月期、今期と連続の過去最高純利益更新が観測されていることを先買いし再度の最高値更新も想定範囲内となる。輸出関連の主力株が、業績上方修正・下方修正、業績続伸予想などが交錯するなど業績の先行きに不透明感が強まる環境下、逆にディフェンシブ関連の割安修正に弾みがつこう。
同社の前期業績は、昨年11月に上方修正され、期初の減益転換予想が、増益転換、純利益は、144億円(前々期5%増)と連続の過去最高更新が見込まれている。国内シェア8割超の医療用漢方製剤で薬価基準が引き下げられ、原料の生薬単価が上昇していることから慎重に予想しているものだが、前々期には東日本大震災発生に際して各医療機関に要請していた処方日数の短縮や、漢方医学セミナー開催の自粛などが一巡し、前期第3四半期には漢方製剤129処方のうち124処方が、前期実績を上回って好調に推移、「大建中湯」など育薬処方も、プロモーション活動の展開で2ケタ増となっていることなどが要因となっている。
今3月期業績も、生薬価格のピークアウトに加え、2016年3月期に純利益190億円、1株利益269円を目標数値とする新中期経営計画の2年目に入ることから続伸が有力で、東洋経済会社四季報春号では、155億円と観測されており、5月9日の決算発表が大きな相場イベントとなる。配当は、前期に62円(前々期実績60円)に増配されたが、今期も9期連続増配が観測されている。
株価は、期末の増配取りも加わって最高値をつけ、配当落ちとともに調整、円安の悪影響を懸念した外資系証券の投資判断・目標株価引き下げも響いて3000円大台を試した。前期実績推定ベースのPERは16倍台と割安であり、業績動向次第では最高値奪回も一通過点となる可能性もある。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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