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【株式市場】日銀の追加緩和が発表になり日経平均は4日ぶり反落だが全般底堅い
■東証1部銘柄の44%が値上がり
20日後場の東京株式市場は、昼過ぎに日銀の追加緩和が発表になり、住友不動産 <8830> などの不動産株が一段堅調。日経平均は4日ぶり反落のまま一進一退だったものの、1万円の大台を保って底堅く、トヨタ自動車 <7203> は一段上値を追い連日の高値。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は9カ月ぶりに年初来の高値に進み、売買代金1位。本日新規上場のバイオ研究企業ユーグレナ <2931> (東マ)の高人気を受け、コスモ・バイオ <3386> (JQS)なども高く、麻生元首相の入閣観測で麻生フオームクリート <1730> (JQS)は4日連続ストップ高。
日経平均は4日ぶり反落となったものの、昨日乗った1万円台を割らずに底堅く推移。1万28円65銭(131円75銭安)を下値に一進一退となり、終値は1万39円33銭(121円07銭安)。
東証1部の出来高概算は37億4349万株、売買代金は2日続けて2兆円台に乗り、2兆856億円。1部上場1697銘柄のうち、値上がり銘柄数は752(前引けは634)銘柄、値下がり銘柄数は801(前引けは890)銘柄。
本日は3銘柄が新規上場となり、緑藻類をバイオ技術で資源化するユーグレナ <2931> (東マ)は終日、買い気配のまま売買が成立せず、本日の上限気配値の3910円(公開価格1700円の2.3倍)で終わった。
ブランド品などを品質保証型でネット売買するシュッピン <3179> (東マ)は10時56分に公開価格330円を67%上回る550円で初値をつけ、高値は570円、安値は460円、終値は464円。
金型部品業界で2位のパンチ工業 <6165> (東2)は9時9分に公開価格560円を小幅下回る530円で売買が成立し、高値は549円、安値は518円、終値は518円。
東証33業種別指数は14業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、ゴム製品、証券・商品先物、不動産、卸売り、など。
一方、値下がりした業種は、鉱業、精密機器、情報・通信、ガラス・土石、輸送用機器、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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