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【注目の決算発表】マツキヨHDは2Q業績上ぶれで通期最高純益を買い直し急反発
マツモトキヨシホールディングス <3088> は14日、65円高の1524円と3営業日ぶりに急反発した。
前週末11日大引け後に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計決算が、期初予想を上ぶれて増益転換率を拡大して着地したことから、3月通期純利益が3期ぶりに過去最高を更新することを見直し下げ過ぎ訂正買いが再燃した。
2Q累計業績は、利益が、期初予想を8~9億円上ぶれ前年同期比1%増収、12%経常増益、2.3倍純益増益と増益転換した。関東地域を中心に40店舗を新規出店(閉鎖25店舗)して既存店57店舗を改装、季節商品の早期展開を図り、花粉症関連商品、節電・暑さ対策商品の制汗剤、フェースペーパーなどの販売が好調に推移し、節約・価格志向対応のプライベートブランド商品拡充やカウンセリング体制の強化を図ったことが要因となった。
3月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、89億円(前期比22%増)と2009年3月期の過去最高(77億2800万円)の更新を見込み、市場コンセンサスを5億円超上回る。
株価は、今期の最高純益更新予想をテコに窓を開けて1821円の戻り高値まで200円高し、第1四半期の好決算発表では材料出尽くし感を強めて1456円まで倍返しの調整をし下値固めを続けた。PERは8倍台、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆しており、ディフェンシブ株人気を高めリバウンド幅を拡大しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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