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【話題株】トヨタは安値から6営業日ぶりに反発、フォードと次世代HVを共同開発
トヨタ自動車 <7203> は23日、67円高の2767円まで上げて63円高の2763円と6営業日ぶりに反発し、前日ザラ場につけた年初来安値2696円から底上げした。前日22日に米国でフォード・モーターと次世代ハイブリッド車(HV)システムの共同開発に関する覚書を締結、きょう23日寄り付きと同時に発表したことを手掛かりに、燃費規制を強化する米国で優位に立つと評価して下げ過ぎ訂正買いが再燃した。
共同開発は、米国政府が、前月に自動車の燃費性能を1ガロン当たり54.5マイル(1リットル当たり約23キロメートル)前後と現行の約2倍の燃費性能に高める新規制案を発表したことに対応し、小型トラック、多目的スポーツ車(SUV)向けのHVシステムを共同開発する。新HVシステムは、2010年代中に実用化を目指し、まず後輪駆動の小型トラックに搭載、共同開発により開発・生産コストを抑制するとともに環境規制に対応する。
株価は、東日本大震災発生でつけた2830円安値から自動車生産の早期再開・増産で3480円まで戻し、今3月期業績の上方修正にもかかわらず、円高と世界同時株安の直撃で下げ足を速めて年初来安値まで急落した。PBRは0.8倍台と下げ過ぎを示唆しており、底上げをサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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