Logitech「ERGO M575S」が米国で39.99ドル、国内モデルM575SPとの違いも確認

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Logitechの親指操作式トラックボール「ERGO M575S」が、2026年10月24日時点で米国のAmazon、Best Buy、B&H Photo、Logitech公式ストアで39.99ドル(約6280円)となっている。通常価格49.99ドル(約7850円)から10ドル(約1570円)、20%の値引きだ。日本ではロジクールが「ERGO M575SP」の名称で販売している。
本体を机上で動かさず、親指でボールを回してカーソルを操作する製品だ。従来のERGO M575から静音クリックとLogi Bolt接続を採用するなどの変更が加わっている。
■米国のセール価格と日本での販売
米国向けの販売ページでは、Best Buy、B&H Photo、Logitech公式ストアが39.99ドル(約6280円)を表示している。セール情報サイトSlickdealsも、2026年10月23日付の掲載でAmazonの39.99ドル(約6280円)、送料無料の販売を紹介した。対象にはグラファイト本体と青いボールの組み合わせなどが含まれる。
Logitechの米国公式ストアは送料無料とし、キャンペーン価格の適用期間を11月1日午後11時59分まで、時刻表記はPDTと案内している。B&H Photoも同製品を送料無料で販売している。販売店ごとの価格、対象カラー、在庫や配送条件は変動する。
国内モデルのERGO M575SPは2024年9月19日に発売された。2026年10月24日時点で、ロジクールの国内公式ストアではブラックと青いボールのモデルが税込7,700円で、通常表示価格8,470円から770円引きとなっている。国内ストアは2,000円以上の注文を送料無料としている。
■腕の移動を抑える親指操作
ERGO M575Sは、手のひらを本体に載せ、左側に配置されたボールを右手の親指で回す構造だ。一般的なマウスのようにカーソルの移動に合わせて本体を滑らせる必要がなく、狭い机でも操作用の空間を確保しやすい。
Logitechによると、手を支える形状によって前腕をより自然な姿勢に置けるよう設計したという。同社はLogi Ergo Labの専門家とともに開発し、ユーザーテストと人間工学専門家による認定を受けたとしている。
同社の公表値では、マウス「M650」との比較で前腕の筋肉の負担を25%軽減したという。比較対象と測定条件を伴うメーカー公表の指標として、製品の設計上の狙いを示す数値だ。
使いやすさを考える際には、本体の形状と使い方を合わせて見ることが大切になる。チャルマース工科大学が紹介したAnna-Lisa Osvalder教授らの研究では、人間工学をうたうマウスでも、持ち方や操作方法によって負担のかかり方が変わることが指摘されている。同大学は、短い休憩をこまめに取り、作業姿勢を変えることも勧めている。
■旧M575から変わったクリック音と接続方式
主要な変更点は静音クリックだ。Logitechによると、ERGO M575Sは従来のERGO M575に比べてクリック音を80%低減した。公表資料では、社内試験で左クリックの音を1メートル離れた位置から測定した比較としている。
クリック音を抑えたい共有オフィスや自宅での作業では、選択のポイントになる。親指でボールを回す基本的な操作方法を引き継ぎながら、周囲への音が気になる環境に対応した更新だ。
USBレシーバーによる接続は、従来の一般向けM575のUnifyingからLogi Boltへ変更された。Logitechの技術資料によると、Logi BoltはBluetooth Low Energyを基盤とし、128ビットのAES-CCM暗号化や周波数ホッピングを採用する。通信が混雑する環境での安定性も重視した設計という。
付属レシーバーは本体内に収納でき、Bluetooth Low Energyで機器へ直接接続することもできる。電源は付属の単3形乾電池1本で、公称電池寿命は最長18カ月だ。実際の持続時間は使用環境や利用状況によって異なる。
従来のM575は、同社の公称値でUnifying接続時に最長24カ月、Bluetooth接続時に最長20カ月だった。再生素材の使用も進み、グラファイトモデルのプラスチック部品に占める認証済み使用済み再生プラスチックの割合は、旧モデルの50%から52%となった。新モデルの割合は、基板アセンブリー、ケーブル、包装のプラスチックを除く。
■上位モデルとの比較と購入前の確認点
上位の「MX ERGO S」も、親指操作、静音クリック、Bluetooth Low EnergyとLogi Bolt接続を採用する。米国公式ストアの2026年10月24日時点の表示では、通常119.99ドル(約1万8800円)に対してセール価格は99.99ドル(約1万5700円)で、ERGO M575Sの今回の価格との差は60ドル(約9420円)だ。
MX ERGO Sは、磁石で取り付けるベースによって本体の傾きを0度または20度に調整でき、USB-C充電にも対応する。ボタンは計8個で、このうちカスタマイズ可能なのは6個だ。国内では2024年9月24日に発売されている。
ERGO M575Sは右手での使用を前提とする設計で、本体の傾きを調整する機構は備えない。左手で操作したい場合には、Kensingtonが販売する左右対称型のトラックボールなども選択肢になる。価格に加え、利き手、手を載せたときの収まり、角度調整や充電の必要性が比較の軸となる。
センサー解像度の上限は2,000dpiだ。カーソル速度はLogi Options+で調整できるため、使う画面や作業に合わせて設定を選べる。親指での操作感や細かな位置合わせのしやすさも、使い勝手を左右するポイントだ。
ボールは取り外して清掃できる。修理情報サイトiFixitは、汚れや引っ掛かりによるカーソルの不調、クリック用スイッチの摩耗による断続的な反応やダブルクリックなどを修理上の問題として挙げている。ボールや内部の支持部分に汚れがたまった際は、清掃が手入れの基本となる。
元記事: Logitech ERGO M575S Trackball Drops to $39.99: Better Model, Lower Price Than Its Predecessor
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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