Disney+とHuluが米国で料金改定 広告付きプランも値上げ、セット契約は一部据え置き
米ウォルト・ディズニーは9月23日、米国で動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」と「Hulu」の月額料金を改定した。広告なしのDisney+ Premiumは従来の18.99ドルから21.49ドルへ引き上げられ、広告付きプランも値上げの対象となった。新料金は新規契約者に適用され、既存契約者には10月21日以降の請求分から順次適用される。
今回の料金改定は米国向けであり、日本国内のディズニープラスには別の料金体系が設けられている。米国ではDisney+とHuluのセットプランも一部値上げされる一方、両サービスの広告付きセットプランは月額12.99ドルに据え置かれた。
■Disney+の単体プラン、広告なしは月額21.49ドルに
米国でのDisney+単体プランの値上げは、2025年9月の料金改定から約1年ぶりとなる。今回の改定では、広告付きと広告なしの両プランが対象となり、広告なしプランの値上げ幅が大きくなった。
広告付きのDisney+ Basicは月額11.99ドルから12.49ドル(約1,986円、1ドル=159円換算)へ、0.50ドル(約80円)上昇した。広告なしのDisney+ Premiumは月額18.99ドルから21.49ドル(約3,417円)となり、2.50ドル(約398円)の値上げとなった。
Disney+では、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックなどの映画やドラマ、ドキュメンタリーを配信している。広告なしプランでは対象作品のダウンロードにも対応しており、米国の広告付きプランとは利用できる機能が異なる。
新料金は2026年9月23日から新規契約者に適用されている。既存契約者については、同年10月21日以降に到来する請求期間から変更される。外部の決済事業者を通じて契約している場合は、料金や適用時期が異なることがある。
■Huluとのセットプランも改定、広告付きは据え置き
Disney+とHuluを組み合わせた米国向けセットプランでも料金が改定された。両サービスを広告なしで利用できるDisney+・Hulu Bundle Premiumは、従来の月額19.99ドルから21.99ドル(約3,496円)へ、2ドル(約318円)引き上げられた。
一方、両サービスを広告付きで利用するDisney+・Hulu Bundleは、月額12.99ドル(約2,065円)に据え置かれた。Disney+とHuluの広告付き単体プランをそれぞれ契約すると月額合計24.98ドルとなるため、セットプランとの差額は11.99ドルとなる。
スポーツ配信サービス「ESPN Select」を含む3サービスのセットプランも改定対象となった。3サービスを広告付きで利用するプランは月額19.99ドルから21.99ドル(約3,496円)へ、Disney+とHuluを広告なしで利用できる上位プランは29.99ドルから32.99ドル(約5,245円)へ引き上げられた。
ESPNを含む上位プランでは、Disney+とHuluが広告なしでも、ESPN Selectには広告が含まれる。なお、ESPN Unlimitedを組み合わせたセットプランについては、広告付きが月額35.99ドル、上位プランが44.99ドルに据え置かれている。
■Huluの単体プランも値上げ
ディズニー傘下のHuluも、米国向けの単体プランでDisney+と同じ値上げ幅を適用した。広告付きプランは月額11.99ドルから12.49ドル(約1,986円)へ、広告なしのHulu Premiumは18.99ドルから21.49ドル(約3,417円)へ引き上げられた。
Disney+とHuluの両方を契約している米国の利用者は、対象となるHulu作品をDisney+アプリ内でも視聴できる。ディズニーは両サービスの統合を進めており、2026年中にHuluをDisney+へさらに統合する方針を示している。
ただし、Huluのすべての作品がDisney+アプリ内で視聴できるわけではなく、一部のコンテンツはHuluアプリでの視聴が必要となる。Huluの単体契約についても引き続き提供される。
■値上げの背景と広告付きプランの位置付け
Disney+とHuluの料金改定は2025年9月にも実施されており、今回も約1年の間隔で値上げが行われた。ディズニーは過去の料金戦略について、広告付きプランへの加入を促す狙いがあることを説明してきた。
今回の改定では、Disney+とHuluの広告なし単体プランがそれぞれ月額2.50ドル値上げされたのに対し、広告付き単体プランの値上げ幅は0.50ドルにとどまった。両サービスの広告付きセットプランも据え置かれ、広告なしプランとの料金差が拡大した。
動画配信業界では、Netflix、Peacock、Paramount+などのサービスも料金改定を実施している。利用者にとっては、視聴したい作品の配信状況に加え、広告の有無や利用頻度、複数サービスを契約する場合の合計料金が、プランを選ぶ際の判断材料となる。
■日本のディズニープラスは別料金
今回の米国向け料金改定は、日本国内のディズニープラスの料金変更を意味するものではない。日本では2026年3月25日から料金改定が実施され、公式サイトで新規契約する場合、同年9月時点の通常料金はスタンダードが月額1,250円、プレミアムが月額1,670円となっている。
日本向けの両プランはいずれも広告なしで、最高画質や音質、同時視聴台数などに違いがある。年額料金はスタンダードが12,500円、プレミアムが16,700円で、契約する窓口によって料金や支払い条件が異なる場合がある。
日本ではHuluとのセットプランも提供されており、月額料金はスタンダードが1,890円、プレミアムが2,150円となっている。米国向けのDisney+・Huluセットプランとは料金体系やサービス内容が異なるため、国内の利用者は日本向けの契約条件を確認する必要がある。
元記事: Disney+ Rolls Out Another Price Hike After a Year, Increasing Prices by as Much as $2.5/Month
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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