BlizzCon 2026、「ディアブロ V」を2029年春に発売へ 「StarCraft」新作や「WoW: Forever」も発表

2026年9月15日 11:30

印刷

記事提供元:Tech Times

(Blizzard.com)

(Blizzard.com)[写真拡大]

Blizzard Entertainmentは、米国で9月12日と13日に開催したBlizzCon 2026で、「ディアブロ V」を2029年春に発売すると発表した。「StarCraft」の新作はオープンワールドシューターとして2030年に登場し、「World of Warcraft: Forever」は日本時間11月5日に正式サービスを開始する。

このほか、「ディアブロ IV」の新シーズンやNintendo Switch 2版、「Warcraft III: Reforged」の新キャンペーン、「オーバーウォッチ」「ハースストーン」「Heroes of the Storm」の新要素も明らかになった。

■「ディアブロ V」は2029年春発売

「ディアブロ V」は現在開発中で、2029年春の発売を予定している。舞台となるのは、ディアブロが勝利し、英雄たちが敗北した後のサンクチュアリだ。

Blizzardは、「壊れた世界で人はどう変わっていかなければならないのか」を作品の中核となるテーマに掲げている。現時点で明らかになっているのは世界観や基本的な構想が中心で、具体的なゲームシステムや対応プラットフォームなどは今後発表される。

「ディアブロ IV」では、シリーズ30周年を記念した新シーズン「獄遺継承」が、日本時間9月16日午前1時30分から順次始まる。デッカード・ケインや三大悪が登場し、歴代作品から着想を得た装備などが加わる。

Nintendo Switch 2向けには、「ディアブロ IV: 憎悪の時代」が9月15日に発売される。ゲーム本編に加え、拡張パック「憎悪の器」と「憎悪の帝王」を収録する。

さらに2027年前半には、「ディアブロ IV」初のクラスパックとして「アマゾネス」が登場する予定だ。弓とジャベリンを扱い、チャンピオン、スカーミッシャー、レンジャー、コマンダーの4種類のプレイスタイルが用意される。

■新作「StarCraft」はオープンワールドシューター

「StarCraft」の新作は、シリーズ伝統のリアルタイムストラテジーではなく、完全新作のオープンワールドシューターとして開発されている。英語版の公式発表では2020年春ではなく2030年春、日本語版では2030年の登場予定と案内されている。

発表映像「Dominion」では、テランの兵士たちが訓練を受け、ザーグとの戦闘に向かう様子が描かれた。シリーズで親しまれてきたコプルル・セクターを舞台に、プレイヤー自身が戦場に立つ作品となる。

一方、ゲームプレイ映像は公開されておらず、視点、探索や戦闘の仕組み、対応プラットフォームなどの詳細も明らかになっていない。Blizzardは今回、新たなリアルタイムストラテジー作品については発表しなかった。

■「World of Warcraft: Forever」は第3の常設版

「World of Warcraft: Forever」は、現行版とClassicに並ぶ、第3の常設版として展開される。オリジナル版のアゼロスを基盤にしながら、新たな地域や物語を追加して独自に発展させる。

物語の時期は、「Warcraft III Reforged: Forsaken Kingdom」の後から、オリジナル版のレイド「Molten Core」以前に当たる。レベル上限は60で、飛行マウントやレベルスケーリングは採用せず、成長や探索、プレイヤー同士の協力を重視する。

開始時には、1,000件を超える新クエスト、新たな地域、9つのダンジョン、2つのレイドが用意される。新たなプレイアブル種族として「Skyborne」も登場する。

正式サービスは世界同時で米太平洋時間11月4日午後3時、日本時間では11月5日午前8時に始まる。利用権は既存のWorld of Warcraftのサブスクリプションまたはゲームタイムに含まれる。

ベータテストは米国時間9月17日に始まる。一部の有料アップグレード商品にはベータアクセス権が含まれるが、テストへの参加条件や地域ごとの開始時刻は公式案内を確認する必要がある。

現行版「World of Warcraft: Midnight」では、次期大型アップデート「Eclipse」が発表された。Xal’atathがアゼロスのワールドソウルへ迫る物語が進み、「ワールドソウル・サーガ」の最終章「The Last Titan」につながる。追加情報は2027年初めに公開される予定だ。

■「Warcraft III: Reforged」に新キャンペーン

「Warcraft III Reforged: Forsaken Kingdom」は、BlizzCon 2026で発表され、同日配信が始まった。「Warcraft III」と「World of Warcraft」の間にある約4年間を扱い、ローデロンの陥落からアンダーシティの成立、シルヴァナス・ウィンドランナーとフォーセイクンの台頭を描く。

物語は、4つのミッションで構成する序章「Last Days of Lordaeron」と、メインキャンペーンに分かれる。メインキャンペーンは、「The Frozen Throne」のレクサー編から着想を得た、セミオープン型の1人用RPGとして構成されている。

パッチ3.0では、新しいDefinitive Editionグラフィックスモードも追加された。ライティングや霧、昼夜の表現などを改良し、その一部機能はカスタムマップ制作者向けのWorld Editorでも利用できる。

■「オーバーウォッチ」は10月7日にシーズン5開幕

「オーバーウォッチ」のシーズン5では、54人目のヒーロー「ドクトリン」が正式に登場する。ドクトリンはヴァンパイアをイメージしたサポートヒーローで、ステッキやコウモリ型ドローンを使って生気を操る。

ソンブラとロードホッグには大規模なリワークが実施され、ソンブラはダメージからサポートへとロールを変更する。アイスランドの監獄を舞台にした新エスコートマップ「WATCHPOINT: GRIMSVOTN」も加わる。

シーズン5は、日本時間10月7日に開幕する。2026年を通じて描かれてきた「帝国の覇者」サーガが完結し、次回の「オーバーウォッチ:スポットライト」は2027年2月に開催される予定だ。

■「ハースストーン」にモンクと旧神テーマの拡張

「ハースストーン」では、2027年3月に新たなプレイアブルクラス「モンク」が登場する。新クラスの追加は6年ぶりとなる。

それに先立ち、拡張パック「黒の帝国の君臨」が10月20日に配信される。旧神が最盛期にあった古代アゼロスを舞台とし、2枚のカードを組み合わせて新たなミニオンを生み出すキーワード「合成」が導入される。

メニューや進行状況をまとめる「日誌」も刷新される。クエスト、実績、イベントや物語を一つの場所で確認でき、週ごとに進行する仕組みとなる。

「バトルグラウンド」には、旧神の影響などによって生まれた存在「アベレイション」が、新たなミニオンの種類として9月22日に加わる。

■「Heroes of the Storm」に新ヒーロー

「Heroes of the Storm」には、「World of Warcraft: Midnight」に登場するXal’atathが新ヒーローとして参戦する。日本時間9月15日からPTRで試せるようになり、正式実装は9月29日を予定している。

Blizzardは発表の中で、「Heroes of the Storm」に今後さらに展開がある可能性も示唆した。ただし、新ヒーローやアップデートの具体的な計画は明らかにしていない。

■Netflixと「ディアブロ」のアニメシリーズを制作

BlizzardとNetflixは、「ディアブロ」の世界を舞台にしたアニメシリーズを共同で制作している。物語やスタッフ、配信時期などの詳細は未発表となっている。

Blizzardは、ほかの作品世界についてもゲーム以外の映像企画が進みつつあるとしているが、「オーバーウォッチ」や「Warcraft」を題材とする具体的な作品名、形式、公開時期は明らかにしなかった。

■BlizzConでYOASOBIとLE SSERAFIMが公演

会場では、YOASOBIがオーバーウォッチ ワールドカップに合わせ、BlizzCon初のハーフタイムショーとしてパフォーマンスを行った。

LE SSERAFIMも、2023年に続いてBlizzConへ登場し、イベント最終日のメインステージでライブを披露した。ゲーム内では、LE SSERAFIMとの新たなコラボレーションも始まっている。

BlizzCon 2026では、数年先の大型作品から直近のアップデートまで、Blizzardの主要シリーズを横断する計画が示された。「ディアブロ V」と新作「StarCraft」は発売まで期間があるため、ゲームシステムや対応機種を含む今後の情報公開が焦点となる。

元記事: BlizzCon 2026: Blizzard Gives Diablo V, StarCraft, WoW Forever Hard Release Dates

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連キーワード