Snapdragon次期上位SoC「SM8975」、Geekbench 7に登場 プライムコアは最大5.11GHz

2026年9月12日 09:33

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記事提供元:Tech Times

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Qualcommの次期フラッグシップSoCとみられる「SM8975」を搭載した端末の測定結果が、Geekbench 7のデータベースに掲載された。登録情報では、8コアCPUのうち2コアが最大5.11GHzに設定されている。端末名やチップの正式名称は発表されておらず、製品版スマートフォンの性能を示す結果でもないが、未発表SoCの構成を読み取れる初期資料となる。

■SM8975搭載端末がGeekbench 7に登場

Geekbenchのデータベースには、「Xiaomi M1544F」と表示された端末によるCPUおよびGPUの測定結果が登録されている。CPU欄にはQualcommの「QTI SM8975」と記載され、8コアを3つのクラスタに分けた構成が確認できる。

内訳は、3.74GHzのコアが3基、4.03GHzのコアが3基、5.11GHzのコアが2基である。GPUはAdreno 850と表示されている。CPUテストでは約12GBに相当するメモリーを搭載し、Android 17で動作していた。

SM8975は、Qualcommが今後発表するとみられる次世代フラッグシップSoCの上位モデルに結び付けて報じられている。ただし、Qualcommは記事公開時点で、製品名やCPU構成、最大動作周波数を正式発表していない。「Snapdragon 8 Elite Gen 6 Pro」や「Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6」などの名称も確定情報ではないため、現段階ではチップ識別子のSM8975で捉えるのが正確である。

■2+3+3構成で最大5.11GHzを記録

今回の登録情報で特に注目されるのは、最大5.11GHzと表示された2基のコアである。3種類の動作周波数を組み合わせる2+3+3構成により、高負荷の単一スレッド処理、複数コアを使う処理、比較的軽い処理を異なるコア群へ割り当てる設計とみられる。

一方、Geekbenchに表示される周波数は、各クラスタに設定された動作周波数を示すものであり、ベンチマークの実行中を通じて5.11GHzで動き続けたことを意味しない。スマートフォンでは、本体の冷却設計や消費電力の制御、ソフトウェアの調整によって、実際に維持できる周波数と性能が変わる。

登録端末が「Xiaomi M1544F」と表示されていることから、Xiaomiの未発表スマートフォンに関連するとの見方も出ている。ただし、Geekbenchの登録情報だけでは、市販予定端末の正式名称や開発段階を特定できない。量産前の試作機、評価用ハードウェア、製品に近い端末のいずれであるかも、公表情報からは確認できない。

■CPUはシングル3582、マルチ1万2247

CPUテストでは、Geekbench 7でシングルコア3582、マルチコア1万2247を記録した。初期段階の端末として高い数値だが、既存スマートフォンの多くはGeekbench 6で測定されているため、数値をそのまま並べて性能差を算出することはできない。

Geekbench 7では、CPUスコアの基準となるシステムがIntel Core i7-12700からAMD Ryzen 7 7700へ変更された。音声や映像の処理、ゲーム物理演算などのワークロードも追加・更新され、マルチコアテストの構成も見直されている。このため、Geekbench 6とGeekbench 7は異なる評価体系として扱う必要がある。

Geekbench 7のスコアがGeekbench 6の同じ数値より必ず高い絶対性能を示すとも限らない。基準となるCPUだけでなく、実行する処理やスコアの集計方法も変わっているからだ。SM8975の世代間性能を評価するには、同じバージョン、同じOS条件で測定した現行SoCとの比較が必要になる。

■Adreno 850のGPUスコアも掲載

GPUテストでは、Adreno 850がGeekbench 7のOpenCLで2万6210、Vulkanで2万9934を記録した。登録情報では12基のコンピュートユニットも表示されている。

OpenCLとVulkanは異なるAPIを使うテストであり、両者の点差だけからGPUの特性や実際のゲーム性能を判断することは難しい。また、GPUベンチマークはドライバーやOS、電力設定の影響を受けるため、開発段階の端末による結果は製品版で変わる可能性がある。

今回のGeekbench結果から確認できるのは、登録端末がAdreno 850と認識され、その環境でCPUとGPUのテストを完了したことまでである。GPU内部の演算ブロックや、AIを利用したアップスケーリング、フレーム生成といった個別機能の搭載は、ベンチマークスコアだけでは確認できない。詳細はQualcommによる仕様発表を待つ必要がある。

■Snapdragon Summitは9月22日から開催

Qualcommは、Snapdragon Summit 2026を9月22日から24日まで米ハワイ州マウイ島で開催する。ただ、同社のイベント案内は開催日と開催地を示しているが、SM8975の正式発表や製品名、仕様までは予告していない。

イベントでは次世代Snapdragonプラットフォームの発表が有力視されており、SM8975の位置付け、正式名称、最大動作周波数、GPU機能などが焦点になる。

元記事: Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6 Hits 5.11 GHz in Geekbench 7 Before Qualcomm Reveal

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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