福井コンピューターHD、19年4~9月期業績予想を上方修正 システム売上が好調

2019年10月20日 21:41

■売上高は前年同期比26%増、売上高営業利益率は41.4%に

 福井コンピューターホールディングス(9790)は18日大引け後、2020年3月期第2四半期(2019年4~9月期)連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は従来予測の57億9,000万円から18.1%増の68億3,800万円(前年同期比26.0%増)、営業利益は20億600万円から41.0%増の28億2,900万円(同47.0%増)、純利益は13億3,000万円から46.2%増の19億4,400円(同37.2%増)とした。

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 売上高営業利益率は前年同期の35.4%から41.4%へ向上。11月8日に決算発表を予定しているが、早々に上方修正を発表した格好だ。尚、今回の発表では通期業績予想については言及しておらず、2Q決算発表時に公表する模様。

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■測量土木CADや選挙出口調査システムの売上が好調

 1979年に福井県で創業した福井コンピューターHD。福井を地盤に建築・測量・土木向けのCADシステムの開発・販売や、選挙出口調査システム等のメディア向けシステムの開発を行っている。国産の建築専用CADや測量向けCADの中では国内トップシェアを持っている。

 今回の上方修正の要因は、測量向けシステムや選挙出口調査システムの売上が予想よりも好調だったことが要因だ。19年上期は参議院選挙があったため、選挙出口調査システムへの需要が高かったこともあり、良好な事業環境であった。下期も引き続き好調を予想している。

■20年3月期目標も達成の可能性大

 福井コンピューターHDは2019年度から3カ年の中期経営計画を策定。初年度となる2020年3月期は、売上高117億円、営業利益が41億2,000万円、純利益が27億3,000万円と予想する。コア事業を安定成長させ、成長分野であるBIM等を伸ばすことで更なる業績向上を狙う。将来的には現在の業績の倍増を見据えている。

 2Qの上方修正の数字を基に進捗率を見てみると、売上高は58.4%、営業利益は68.7%、純利益は71.2%と上期時点で予想の50%以上の進捗となっている。予想よりも好調な事業環境下の中、通期業績の上方修正も見えてきた。(記事:拓蔵・記事一覧を見る