iOS13のSafari、詐欺サイト確認のため中国Tencentにデータ送信か

2019年10月17日 09:35

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 iOS 12.2ベータ2以降では、詐欺サイトの確認のためにWebサイトの閲覧前にそのアドレスを「Tencent Safe Browsing」に送信するようになっているという(iPhone Mania)。これはiOS 13でも同様だという。

 設定アプリで「詐欺Webサイトの警告」がオフになってるスラドのプライバシーが硬い諸君には関係ない話だが。

 今まで詐欺サイトの確認にはGoogle Safe Browsingが使われていたが、新たにTencent Safe Browsingも使われるようになったということのようだ。これに対しては、送信された情報がユーザーの特定や追跡などに使われる可能性があるのではないかとの危惧も出ている。

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