八戸市の3介護事業所が法人の枠を越えて送迎車両をシェア「共同送迎」の実証を開始
プレスリリース発表元企業:ソーシャルムーバー株式会社
配信日時: 2026-11-05 11:00:00
~送迎の担い手不足に備え、施設間で送迎を補い合う仕組みを構築~
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151638/7/151638-7-39839bb0a4cc2064c297ca91d7ef7176-2186x145.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
社会福祉法人みやぎ会(以下、みやぎ会)、医療法人仁泉会(以下、仁泉会)、一般社団法人ソーシャルアクション機構、ソーシャルムーバー株式会社、EXA INNOVATION STUDIO株式会社は、国土交通省が推進する地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS(コモンズ)」※1の一環として、地域の介護事業所が保有する送迎車両を法人の枠を越えて共同運用する「地域施設送迎のリソースシェア推進プロジェクト」の実証(以下、本実証)を2026年10月29日より八戸市の施設で開始します。
本実証では、異なる法人による介護事業所間の「共同送迎」を実施します。各施設がこれまで個別に運行してきた送迎車両・ドライバーを法人間で共有する体制を構築し、その効果を検証します。送迎の担い手不足が深刻になる前に、施設間で送迎を補い合える仕組みを整えることをねらいとしています。
1. 背景
みやぎ会が運営する「デイサービスセンターみやぎ」「デイサービスセンターばんちょう」、仁泉会が運営する「デイサービスセンター岩泉町」の3施設は、八戸市にてそれぞれが送迎車両とドライバーを確保して、利用者の通所を支えています。3施設は、将来にわたって送迎を続けられる体制づくりを見据え、介護事業所間の共同送迎に取り組みます。3施設は半径1.3km圏内に立地し、利用者の希望に応じて、それぞれの特色を活かした介護サービスを提供しています。これまでは利用者が施設を選択して、それぞれの施設が利用者を送迎していましたが、施設間で送迎エリアの重複が確認されました。一方で、各介護事業所が保有する送迎車両の中には、時間帯によって活用されていない空き時間も存在しています。
本実証では、送迎エリアの重複や送迎車両の空き時間を活用して「共同送迎」の仕組みを構築し、施設同士が送迎を補い合える体制の実現をめざします。
2. 具体的な取り組みの概要
本実証では、朝・夕それぞれ1~2便程度の共同送迎便を、月曜~土曜の営業日から共同送迎の適性のある利用者様を抽出し実施します(サービス開始時間は施設により異なります)。- 対象施設:デイサービスセンターみやぎ・デイサービスセンターばんちょう(みやぎ会)、デイサービスセンター岩泉町(仁泉会)
- 施設利用者数(想定):デイサービスセンターみやぎ 140名、デイサービスセンターばんちょう 120名、デイサービスセンター岩泉町 118名(2026年4月8日時点、利用中断者を除く)
- 共同送迎対象:15名程度を選出
- 運行エリア:八戸市周辺(鮫・白銀地区)
- 運行時間:月曜~土曜8:00~9:30、15:50~17:30
- 運行形態:デイサービス利用者の個人宅および入所施設と各施設を結ぶミーティングポイント方式(個人宅指定)
- 車両数:23台(通常送迎)、1~2台(共同送迎)
3. 各社・各事業所の役割
[表: https://prtimes.jp/data/corp/151638/table/7_1_0652b3a69a7a3e9cce562c7ac9035db4.jpg?v=202611051415 ]4. 期待される効果
本実証では、共同送迎による効果を、以下の観点から検証します。- 利用者への効果
・複数施設による共同運用体制により、安定的な送迎体制を確保し、デイサービスの利用継続を支援
- 送迎事業者(介護事業所)への効果
・本実証期間中、送迎計画システムを無償で利用できることによる、送迎計画立案にかかる事務コストの削減
・複数法人での車両・ドライバーの共同運用による、運行業務コストの低減
- 地域への効果
・法人の枠を越えた送迎の連携体制が整うことによる、地域の介護サービスの継続性の向上
・本実証を通じた知見の創出により、同様の課題を抱える他地域の介護事業所への展開可能性を検証
5. 今後の展開
本実証では、2026年10月29日から2027年1月29日まで実運行を行い、運行データの記録、ドライバーおよび利用者へのアンケートを実施します。実証終了後は、これらの結果を定性面・コスト試算を含む定量面の両面から取りまとめ、施設経営者・事業者を交えた振り返りを行ったうえで、レポートとして整理する予定です。あわせて、本実証で得られた知見をもとに、複数法人で送迎車両・ドライバーを共有するための運営ルールや費用負担のあり方を整理するとともに、2027年度以降の本格実装に向けて、参画事業者への収益還元スキームを含めた事業化を検討します。本実証の成果は、介護事業所間で送迎を補い合う取り組みのモデルとして、他地域への展開をめざします。
※1:地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS(コモンズ)」とは、国土交通省が2025年度から推進するプロジェクトの名称で「交通空白」解消に向け地域交通の連携・協働をさらに深めていくため、地域交通のAXやDX、データ連携等が促進されるよう、システム、データ、業務プロセス等を標準化し、地域交通の生産性や付加価値の抜本的向上を強力に推進するとともに、自動運転社会実現の環境を整備するプロジェクトです。なお、「地域施設送迎のリソースシェア推進プロジェクト」は八戸市を含む全国10地域での展開を予定しています。
https://www.mlit.go.jp/commmmons/
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151638/7/151638-7-93b60d72e1fbd6a59d6d999ab4b0632f-567x319.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「地域施設送迎のリソースシェア推進プロジェクト」のイメージ図
<本件に関するメディアからのお問い合わせ先>
・会社名:ソーシャルムーバー株式会社
・担当:COMmmmONS事務局
・メールアドレス:2026-contact@social-mover.co
・問い合わせフォーム:https://social-mover.co/inquiry-form
【ソーシャルムーバー株式会社について】
ソーシャルムーバー株式会社は、介護・福祉施設の送迎を起点として、地域にある車両・運転手・交通事業者などをつなぎ、新しい地域交通の仕組みを構築するモビリティ企業です。自治体、介護・福祉事業者、交通事業者等との実証・事業化を通じて、地域の移動課題の解決に取り組んでいます。
https://social-mover.co/
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