Smartsheet、戦略と実行の「ずれ」を解消へ― ENGAGE 2026 でAIが業務を担う新機能を発表 ―
配信日時: 2026-11-05 08:00:00
進捗報告や日常のフォローアップをAIエージェントが自動化。20 年にわたり蓄積してきた、計画とのずれが「どこで、どう生じるか」をとらえるワークフロー インテリジェンスに、エンタープライズ レベルのセキュリティとガバナンスを組み込む。
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2026 年 11 月4日、エンタープライズ AI ワーク マネジメント プラットフォームを提供する Smartsheet (所在地: 米国ワシントン州) は、年次カスタマー カンファレンス ENGAGE 2026 で新しいプラットフォーム機能を発表しました。
当社は、実行ドリフト (組織が達成しようとする成果と実際に達成する成果との間に生じる、多大なコストを伴うギャップ) を解消するために構築された、新しい AI エージェント、エージェント型ワークフロー、システム統合、セキュリティ制御を導入しました。
AI はチームの迅速な行動を支援してきましたが、その一方で実行ドリフトは広がり続けています。AI エージェントが業務遂行の担い手として人、パートナー、システムに加わる中、データの分散、ガバナンスの遅れ、コンテキストの不足によりその隔たりは縮まりません。連携していないツールにデータが分散し、全体像を把握できる人がいない。AI の導入に伴い、IT 部門によるガバナンスの適用が追いつかず、リーダーが拡大に踏み切れない。ほとんどの AI に対し、誰が何を担当しているのか、何が停滞しているのか、昨日から何が変わったのかを理解するためのコンテキストが不足している。その結果、人々の手元には、完了した業務ではなく、ありきたりな回答と追加の作業が残ります。
Smartsheet の最高製品・技術責任者であるプラティマ・アロラ (Pratima Arora) は次のように述べます。「ほとんどの組織では、AI とデータが別の場所にあり、ガバナンスは後付けになっています。チームは今でもステータス レポートやフォローアップに何時間も費やしており、IT 部門は AI が会社のデータを使って何をしているのかを把握するのに苦労しています。本日、私たちは AI エージェントにそうした定型業務を任せ、チームがすでに使用しているツールを横断してデータをつなぎ、すべての AI アクションを設定済みのルール内に保つためのセキュリティとガバナンスの制御を追加します」
IDC のリサーチ バイス プレジデントである Wayne Kurtzman 氏は次のように述べます。「特に大企業では、AI の難しさが生産性の向上そのものではなく、業務を計画に沿わせ続けることにあると気付き始めています。エージェント、システム、統合、パートナーが増えるにつれ、チームは AI がすでに設定されているガバナンスの下で、既存のツール全体のデータ、コンテンツ、コンテキストの活用が不可欠です。Smartsheet はこの課題に正面から取り組み、組織が AI を実験段階から信頼できる戦略的な業務へ移行できるよう支援しています」
AI エージェントとワークフロー: チームが意思決定に集中できるよう定型業務を引き受ける
チームは今でも、進捗の確認、データの確認、プロジェクト設定と見直し多くの時間を費やしています。Smartsheet は、この日常的な作業を引き受けるエージェント型ワークフローと特化型の AI エージェントを発表しました。リアルタイムのプロジェクト データと既存のツールに格納されているデータを活用し、プロジェクトや新しい取り組みに実際に起こっていることを反映させます。本日より、利用可能なエージェント型ワークフローは、週次のプロジェクト概要や、リスクと依存関係の確認など、簡単な日常業務を自動で実行される定期タスクに変換し、問題が大きくなる前に適切に担当者へ結果として届けます。
特化型エージェントは、リクエストに応じ、より複雑な業務を引き受けます。ユーザーが Smart アシストや接続された AI ツールに依頼すると、設定や管理を必要とせず、適切なエージェントが対応してくれます。
本日より利用可能なエージェントはこちらです。
- 作成エージェント: 簡単な言葉で表現された目標を、実際に機能するプロジェクトに変換、シート、ダッシュボード、レポート、自動化を前提としたものを数分で構築、新しい業務をその日のうちに開始できます。
- データ品質エージェント: オンデマンド、またはスケジュールに基づいてシートをレビューし、重要度に応じて問題にフラグを立てることで、問題が想定外の事態に発展する前にチームが把握できるようにします。
統合: データを日常業務ツールにつなげる
業務データが数十のシステムに分散していると、結果に影響が出るまで、その小さな不一致は見過ごされがちです。これまでデータを接続するには数週間にわたる作業が必要で、誰かがフィールドに誤ったデータを入力する度に、その接続が解除されることが発生していました。Smartsheet は、人と AI が同じ全体像に基づいて作業できるように、システム接続を依頼するだけで簡単に実行できる新しい統合機能を発表しました。Smartsheet はすでに毎月 2,770 億行の業務データを接続しています。新しい統合機能は次のとおりです。
- ネイティブ統合 (本日提供開始): ServiceNow、Microsoft Dynamics 365、HubSpot、Workday との自動接続により、手動更新なしでデータの同期を維持できます。今後も四半期ごとに追加リリースされる予定です。
- 統合エージェント (smartsheet.com/eap から早期アクセス): GitHub、Zendesk、Airtable、Monday.com から始まり、依頼するだけで外部のツールからデータを Smartsheet に取り込めるようになり、数週間にわたる統合プロジェクトを 1 文のリクエストに変えることができます。
セキュリティとガバナンス: データの制御を維持しながら AI を拡張
AI がより多くの業務を担うようになると、IT 部門が設定したルールの外で密かに動作してしまうリスクがあります。IT とセキュリティ部門のリーダーは、AI が何を参照でき、何を変更できるのか、また、どのような制御策を導入すべきかを把握したいと考えています。しかし、多くの組織はまだその段階に達していません。IBM の『2026 年データ侵害のコストに関する調査』によると、侵害を受けた組織の 68% が、AI を管理したり不正使用を検出したりするための AI ガバナンスを備えていませんでした。Smartsheet は、お客様が安心して AI を拡張できるようにする新しい必要な認定の取得と制御策を発表しました。発表内容は次のとおりです。
- ISO/IEC 42001 認定: 独立監査人により、AI の構築、ガバナンス、リスク管理の方法が審査され、Smartsheet が責任ある AI 管理に関する国際標準を満たしていることが確認されました。
- IRAP 評価: 政府に認定された評価者が、オーストラリア政府独自のセキュリティ マニュアルに照らして Smartsheet のセキュリティ制御策を審査し、公共機関に対して、このプラットフォームがその機密情報を扱うのに十分安全であることを第三者的に確認しました。
- セキュリティ イベント ストリーミング (本日提供開始): Splunk や Microsoft Sentinel などのセキュリティ監視ツールに監査イベントをほぼリアルタイムで送信し、スケジュールされたプルの代わりに、一度設定すれば利用できるフィードを提供します。
- データ分類 (Smartsheet Safeguardで本日提供開始): 管理者は自身の機密性ラベル (一般情報、機密情報、保護対象の医療情報など) を定義し、業務に応じてユーザーが機密性ラベルを適用し、一元化されたレポートとすべての変更の監査証跡を提供します。
Smartsheet Japan 代表執行役社長の大澤毅は次のように述べています。「経営会議で大切にしたいのは『今日、何を決めれば、明日、現場が動けるか』という問いです。日本の企業でもAIの活用が進む一方で、情報が部門ごとのツールに分かれていると、戦略と現場の仕事のずれ、いわゆる『実行ドリフト』は見えにくくなります。現場が進捗報告をまとめている間にも、経営が手を打てる時間は短くなっていきます。Smartsheetは20年にわたり、企業の仕事をつなぎ、計画と実行のずれを捉えてきました。今回発表した機能では、既存のシステムに分散した情報をつなぎ、AIエージェントが社内のルールと権限に沿って進捗の確認やフォローアップを担います。私たちが目指すのは、人とAI、そしてシステムをつなぐ『実行ハブ(Execution Hub)』です。現場の『ここを変えたい』という声に応えて、経営が人や予算を振り向けるのは、その一例です。部門をまたぐ仕事の遅れに早く気づき、納期を守るために計画を見直す。あるいは、全社で進めてきた施策の成果を確かめ、次にどこへ投資するかを決める。日本のお客様と、そんな機会を増やしていきたい。そこに私は、Smartsheetの大きな可能性を感じています」
なお、Smartsheet は AI ネイティブの計画および実行製品である「vsActual」も発表しました。これは、リーダーが優先事項に対して業務が順調に進んでいるかを把握し、まだ修正可能な段階で実行のずれを検出できるようにするものです。詳細の確認や更新情報の登録については、www.smartsheet.com/vsactual をご覧ください。
ENGAGE 2026 での発表をすべて確認するには、こちらの総括をお読みいただくか、https://jp.smartsheet.com/ にアクセスしてください。
Smartsheet について
Smartsheet は、AI を活用したエンタープライズ ワーク マネジメント プラットフォームです。チームは Smartsheet を使用して、プログラムの計画策定、グループを横断した業務の進捗管理、定型的なプロセスの自動化を行うことができます。また、リーダーは業務の進捗状況をリアルタイムで把握できます。Smartsheet は、柔軟性が高い一方で管理が難しいスプレッドシートと、単一チーム向けに設計された柔軟性に乏しいプロジェクト管理ツールをつなぐプラットフォームです。Smartsheet は、フォーチュン 500 企業の過半数を含むさまざまな組織で、数百万ものユーザーに利用されています。また、エンタープライズグレードのセキュリティ、管理機能、コンプライアンス管理機能を備えています。Smartsheet の詳細については、https://jp.smartsheet.com/ をご覧ください。PR TIMESプレスリリース詳細へ
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