ANA、新たなパイロット訓練プログラムでエアバスと提携
配信日時: 2026-09-02 17:48:15
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エアバスは、全日本空輸株式会社(ANA)と次世代パイロットの育成に向けた包括的な飛行訓練契約を締結したことを発表しました。これにより、両社が40年近くにわたり築いてきた戦略的パートナーシップがさらに拡大します。
高度なスキルを持つ民間パイロットへの需要が高まる中、この契約に基づきエアバスは、ANAグループおよびパートナー・キャリアの訓練生を対象としたパイロット養成プログラムを提供します。この訓練プログラムはポルトガルのポンテ・デ・ソルに置かれたセブンエア・アカデミーで実施されます。操縦経験のない者がライセンス取得に必要なあらゆる訓練を提供しパイロットへと成長できるよう支援します。19名の訓練生が2026年後半に訓練を開始予定です。
訓練プログラムをエアバスのネットワークに組み込むことで、ANAの訓練生はエアバスの飛行訓練の概念、手法、および最新の学習ツールに基づいた統一カリキュラムを学ぶことになります。
ANAの土田岳史 執行役員 フライトオペレーションセンター副センター長は次のように述べています。「エアバスが提供する最新のパイロット訓練プログラムを導入できることを大変嬉しく思います。このプログラムには安全に関する最新の知見が取り入れられており、エアバスが開発した能力ベースの訓練・評価システム『CBTA』という概念に基づいたものです。訓練生は複雑な運航環境に対応し、円滑にフライトを管理するために不可欠な能力を身につけることができます」
エアバス・トレーニング・サービスのオペレーション・ビジネスディベロプメント総括責任者のトーマス・アウディアは次のように述べています。「ANAは、安全性、信頼性、そして卓越した訓練への妥協なき姿勢で世界的に知られています。世界でもトップクラスの航空会社であるANAが、次世代パイロットの育成をエアバスに委ねてくださることを大変光栄に思います。ゼロから養成を行うエアバスの訓練プログラムは、初期段階でのコア・コンピテンシーの育成に重点を置いています。世界標準となるエアバスの訓練プログラムを活用することで、初飛行から実際の飛行にいたるまで、一貫した最高水準の訓練を保証します」
飛行訓練に関する取り組みは、世界の航空業界にとって極めて重要になっています。エアバスの最新「グローバル・サービス予測」によると、今後20年間で63万3,000人の新規パイロットが必要とされ、そのうちアジア太平洋地域だけでも10万4,000人が必要になると予測されています。今回の契約を通じエアバスとANAは、日本の航空業界において質の高いパイロットを確保する取り組みを進めていきます。
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