スペースデータ、豪雪・雪崩リスクをAIでシミュレーションする「Snowstorm & Avalanche」をリリース

プレスリリース発表元企業:株式会社スペースデータ

配信日時: 2026-07-09 01:15:29

台風・豪雨・洪水・落雷に続く対応拡大。外からは見えない積雪内部の状態から雪崩危険度を解析し、危険斜面の抽出から雪崩の到達範囲までを実在地形の3D空間上に再現



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株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「スペースデータ」)は、宇宙AIプラットフォーム「SpaceBrain(スペースブレイン)」のレジリエンス領域「Geo-Resilience(ジオレジリエンス)」の新たなシミュレーションとして、豪雪・雪崩リスクを対象とする「Snowstorm & Avalanche(スノーストーム&アバランチ)」をリリースしました。積雪の内部状態(新雪・積雪深・弱層・スラブ・安定度)と斜面の地形・気象条件から、AIが雪崩危険度を5段階で解析し、危険斜面の抽出、発生区から到達範囲までの雪崩の伝播、降雪・吹雪の広がりを、実在の地形を再現した3D空間上でシミュレーションできます。

■ 開発の背景
日本は国土の約半分が豪雪地帯に指定されており、雪崩や暴風雪、交通・物流の寸断、集落の孤立など、雪に起因する災害は特定の地域に限らない全国的なリスクです。近年は山岳・スキーエリアを訪れる国内外の来訪者も増加しており、雪崩事故への備えの重要性は一層高まっています。
雪崩の危険度は、斜面の傾斜や短時間の多量降雪、積雪内部に形成される弱層(崩れやすい層)、風による雪の吹き溜まり(風成スラブ)、気温といった複数の要因が複雑に絡み合って決まります。とりわけ積雪の内部構造は外から観察できないため、「いま、どの斜面が危険なのか」を面的に把握することは、専門家にとっても容易ではありませんでした。
スペースデータは、衛星データの解析と地球規模(プラネタリースケール)のデジタルツイン技術を強みとし、「Geo-Resilience」において台風・豪雨・洪水・落雷を対象とした災害リスク評価に取り組んできました。今回、その対象を雪害へと広げ、目に見えない積雪内部のリスク構造をAIで解析・シミュレーションし、誰もが直感的に理解できる形で提示できるようにしました。
■ 「Snowstorm & Avalanche」の主な特徴
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- 積雪内部の状態にもとづく雪崩危険度のAI解析:新雪・積雪深・弱層・スラブ・安定度といった積雪の内部状態を、斜面傾斜や気温などの因子と統合してAIが解析し、雪崩危険度を国際的に用いられる5段階(Low~Extreme)で判定します。
- 条件変化に応じたリアルタイムシミュレーション:降雪・風・気温や積雪の状態を変化させると、危険度が即座に再解析されます。「どの条件が重なると危険が急激に高まるのか」というリスクの構造を、対話的に検証できます。
- 危険斜面の抽出と雪崩伝播の3D再現:実在の地形データ上で雪崩が発生しやすい急斜面を自動的に抽出・ハイライトし、発生区から走路に沿って雪崩が到達する範囲を3Dでシミュレーションします。降雪や吹雪、風向に応じた雪の流れもあわせて再現し、状況の全体像を立体的に把握できます。
- 雪崩リスクの典型シナリオを収録:山岳部の豪雪、急斜面のバックカントリー、沿岸部の里雪、風成スラブの形成、融雪期の全層雪崩など、雪崩リスクの典型的なパターンをシナリオとして収録。気象条件・積雪状態をワンクリックで切り替えて比較できます。

※本シミュレーションの積雪・気象に関する数値は、現時点では公開情報にもとづく代表値です。気象実況・積雪観測などの実データとの連携は、今後の拡張として進め、全国の豪雪・山岳地域へ展開して参ります。
■ 今後の展望
スペースデータは今後、数値標高モデル(DEM)にもとづく斜面・走路解析の精緻化、降雪量・気温・風などの気象実況データや積雪観測データとの連携、雪崩ハザードマップとの統合など、「Snowstorm & Avalanche」の解析の高度化を進めます。さらに「Geo-Resilience」全体として、気象災害から雪害・土砂災害・山火事・津波までを対象に、予測から被害評価、早期警報、意思決定支援までを一気通貫で支える災害リスク評価の基盤へと発展させ、政府・自治体・インフラ事業者の防災・危機管理、そして社会全体のレジリエンス強化に貢献してまいります。
なお、「Snowstorm & Avalanche」については、政府・自治体・インフラ事業者など、防災・危機管理に取り組む組織に向けて、詳しいサービス内容のご説明やデモの機会もご用意しています。ご関心をお持ちの場合は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
■ 株式会社スペースデータについて
株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。
地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。
スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。
詳細は https://spacedata.jp/news をご覧ください。
社名:株式会社スペースデータ
代表:佐藤航陽
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究
HP:https://spacedata.jp
NEWS:https://spacedata.jp/news
X:https://x.com/spacedatainc
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/spacedatajp/
採用情報:https://www.wantedly.com/companies/spacedata/projects
■ 本件に関するお問い合わせ
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