三菱重工、インド製グリーン水素・アンモニアを活用した脱炭素バリューチェーンにてコストダウンの可能性を提示
配信日時: 2026-06-26 15:00:00
TOKYO, Jun 26, 2026 - ( JCN Newswire ) - 三菱重工業は、インドで製造されたグリーン水素およびグリーンアンモニアを、シンガポールなどで活用する場合の経済性について解析した結果、バリューチェーン全体の最適化によって、大幅なコストダウンが見込めることを示しました。この調査は、経済産業省からの委託事業「グローバルサウス未来志向型共創等事業委託費(グローバルサウス諸国との経済連携強化に向けた戦略策定及び我が国企業の海外展開促進等調査)」に基づき、「インド国グリーン水素・グリーンアンモニア輸出のための設備構成の最適化マスタープラン策定等調査事業」(注1)として実施。このたび経済産業省より報告書(注2)が公開されました。
今般、脱炭素化に向けて、再生可能エネルギー由来のグリーン水素・アンモニアへの期待が高まる一方で、本格的な導入にはコスト低減が課題とされています。
本調査事業では、再生可能エネルギーの価格競争力が高いとされるインドでグリーンアンモニアを製造し、シンガポールで電力やバンカリング(船舶への燃料供給)に利用する想定で、バリューチェーンの経済性を解析しました。解析に当たっては、インドのグリーンアンモニアのデベロッパーであるHygenco社をはじめ、協力事業者から提供された製造データや現地情報をベースとしています。解析の結果、バリューチェーン全体を最適化すれば、大幅なコストダウンが期待できることを提示しました。なおHygenco社は、インド東海岸のオリッサ州で、年間生産能力110万トンのグリーンアンモニアプロジェクトを開発しています。
また、解析結果を基に、インド、シンガポールの事業者と共に、この製造・活用事業の実現に向けた課題を協議し、意見交換を行いました。さらに、両国政府に対し、グリーンアンモニアの製造・導入・需要創出のための施策を提言するとともに、バリューチェーンを成立させるためのマスタープラン策定の重要性を説き、策定に向け働きかけました。当社は、今後も両国の政府や事業者との協議を継続する予定です。
三菱重工グループは、今後も、脱炭素燃料活用のバリューチェーン等、日本および各国政府機関や事業者の脱炭素戦略の推進と事業実現の支援を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
URL https://www.mhi.com/jp/news/26062601.html
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