弊社はタイ国家エネルギー技術センター(ENTEC)と株式会社Atomisとの三者MoUを締結しました ―三者連携で、タイ国におけるエネルギー分野の課題解決に挑戦します―

プレスリリース発表元企業:八千代エンジニヤリング株式会社

配信日時: 2026-05-11 16:00:00



八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)と株式会社Atomis(本社:兵庫県神戸市、代表取締役CEO:浅利 大介、以下「Atomis社」)は、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)傘下の国家エネルギー技術センター(以下、ENTEC)との三者において、エネルギー技術に向けた先端材料活用に関する協力覚書(以下、本MoU)を2026年4月23日に締結しました。

本MoUは、駐タイ王国日本国特命全権大使・大鷹正人氏の立ち合いのもと、ENTECエグゼクティブディレクター Dr. Sumittra Charojrochkul、Atomis社代表取締役CEO 浅利大介氏、弊社取締役執行役員 事業開発本部長 山中健二郎によって調印されました。

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三者MoUの様子(左からAtomis社代表取締役CEO 浅利大介氏、ENTECエグゼクティブディレクター Dr. Sumittra Charojrochkul、八千代エンジニヤリング取締役執行役員 事業開発本部長 山中健二郎)

本MoUの背景と目的

タイでは都市ガス網の整備が進んでおらず、多くの家庭用熱源を液化石油ガス(LPG)に依存しています。近年のエネルギー価格の高騰による財政逼迫の中、いかにエネルギー安全保障と脱炭素を両立させるか、エネルギー構造の転換が急務になっています。
Atomis社が開発する次世代高圧ガス容器CubiTan(R)は、その転換を実現する革新的なソリューションです。多孔性配位高分子(以下、PCP/MOF)を、気体の吸着剤として活用することで、
- 小型・軽量でありながら、高密度なガスの吸着・貯蔵
- LPGからメタンガス・バイオガスへの代替によるエネルギーの多様化
- メタン放出抑制による環境負荷の低減

を可能にします。また、CubiTan(R)の特性を最大限に発揮し、弊社とAtomis社で共同展開するのが「スマートガスネットワーク構想」です。パイプラインの敷設に依存しない、スマートな配送・課金・管理サービスを実現することで、エネルギー安全保障と脱炭素の両立に貢献します。

弊社とAtomis社は、これまでタイ王国高等教育省が主催する"National Science and Technology Fair"に継続的に参加し、CubiTan(R)の発信に努めてまいりました。また、PCP/MOFの開発の第一人者であり、2025年にノーベル化学賞を受賞された京都大学 北川 進 特別教授を泰日工業大学(タイ・バンコク)に招聘し、特別講義を開催いたしました。本MoUの締結は、このような長年の取り組みの成果です。

本MoUを契機に、タイの国別削減目標(NDC)や電力開発計画(PDP)の政策とも連携しつつ、PCP/MOFを活用した次世代型エネルギー供給の研究開発・イノベーション・社会実装を促進し、エネルギー構造の転換を力強く牽引してまいります。

関連リリース

■G20イベントに出展しました ―スマートガスネットワーク構想を発表―(2022年11月)
https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2022/11/post_694.html
■タイにおいてNST Fair 2023に出展しました(2023年9月)
https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2023/09/post_727.html
■2026.04.23 ENTEC NSTDA Partners with Yachiyo and Atomis to Advance MOFs Technology for Clean Energy in Thailand(2026年4月)
https://www.entec.or.th/2026-04-23-entec-nstda-partners-with-yachiyo-and-atomis-to-advance-mofs-technology-for-clean-energy-in-thailand/

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