株式会社ハイボット Terna S.p.A.(Terna Forward)などから資金調達を実施活線送電線保守および重要インフラ向けロボティクスソリューションの加速へ
配信日時: 2025-12-24 12:00:00
株式会社ハイボットはヨーロッパ最大の電力送電事業者Terna S.p.A.(以下Terna)のコーポレートベンチャーキャピタル部門のTerna Forwardから戦略的出資を受けたことを発表しました。
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インフラ点検・保守向けロボティクスソリューションを専門とする日本のロボット企業、株式会社ハイボットは本日、イタリア最大の送電事業者であり、ヨーロッパ最大の電力送電事業者として75,000km以上の送電線を管理するTerna S.p.A.(以下Terna)のコーポレートベンチャーキャピタル部門であるTerna Forwardからの戦略的出資を受けたことを発表しました。
今回の出資は、ハイボットと Ternaが2年以上にわたり実施してきた、技術面・運用面での緊密な協業を背景とするものです。両社は、活線状態の送電線上で保守作業を可能とする新たなロボットシステムの開発に共同で取り組んできました。本ソリューションにより、作業員が通電中の送電線上で直接作業を行う必要がなくなり、運用上の安全性が大幅に向上するとともに、停電を伴わない保守作業が可能となります。さらに、従来必要とされていたヘリコプターの使用が不要となることで、CO2排出量の大幅な削減にも貢献します。
ハイボットは、危険環境やアクセス困難な場所におけるインフラ点検・保守向けロボット開発に長年取り組んできた企業として、国際的に高い評価を受けています。福島第一原子力発電所でのロボット運用実績により世界的な注目を集め、その経験を基に、Float Arm ロボットプラットフォームをはじめとする複数の主力製品を開発してきました。
現在ハイボットは、独自のデジタルプラットフォーム 「HiBox」 を通じて、高度なロボットハードウェアとAIによるデータ解析を融合させ、インフラ事業者に対し、より安全な作業環境、高付加価値なデータ取得、そしてデジタルトランスフォーメーションの加速を提供しています。
株式会社環境エネルギー投資(以下、EEI)とDRONE FUND株式会社(以下、DRONE FUND)がTernaと共に本資金調達ラウンドを主導し、総投資額は7億9000万円に達しました。
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Carla Napolitano, CEO of Terna Forward and Head of Innovation of Terna S.p.A. and Michele Guarnieri, CEO of hibot
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ExplinerT in action on high voltage power lines
本資金調達を通じて、ハイボットはグローバル展開を加速するための次なる成長フェーズへと進みます。すでにドイツ・アーヘンおよび米国・ヒューストンに拠点を構え、世界各地の石油・ガス、化学、エネルギー、土木・建設分野の大手企業向けにロボティクスソリューションを展開しています。
ハイボット コメント
「Terna Forwardからの信頼を大変光栄に思います。本出資は、当社のビジョンが正しいことを示すものであり、特に高圧送電インフラ分野におけるロボティクスソリューションの開発をさらに加速させるものです。これまでTernaと築いてきた非常に強固で協力的なパートナーシップを基盤に、今後も価値創出を進めてまいります。
また、新たにEEIからご出資、およびDRONE FUNDからの継続的な出資について、当社ソリューションがもたらす世界的・社会的インパクトへの深い理解を示すものであり、Ternaとともに、ハイボットにとって大きな飛躍となります。心より感謝いたします。」
- 株式会社ハイボット 代表取締役CEOミケレ・グアラニエリ
EEI コメント
「ハイボットは、インフラ点検において人が立ち入ることが困難な極限環境でも稼働し、高度なデータを取得できる画期的なロボット技術を開発されています。 インフラの老朽化対策は日本のみならず世界的な重要課題ですが、同社のソリューションはデータの利活用を通じて設備保全のレジリエンス向上に大きく寄与するものと確信しています。 今後、同社の技術がグローバルに展開され、社会インフラの安全性を支える大きなインパクトを生むことを期待し、今回出資させていただきました。 EEIの海外ネットワークも最大限に活用し、同社のますますの発展を支援してまいります。」
- 株式会社環境エネルギー投資 林隆介・尾崎千紘
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DRONE FUND コメント
「DRONE FUNDでは「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に向けて、陸海空の自律型ロボティクスの社会実装を推進しており、この度、前回のラウンドに続いて追加出資させて頂きました。
今回ラウンドには、新規投資家として事業面や研究開発面上、大きなシナジーを生み出していただける投資家が参加し、グローバル市場で本格的に飛躍する契機になると大変心強く感じております。日本発のロボティクス企業として、世界の現場で価値を生む存在へ成長していくことを期待しています。
グローバルな展開を推進すべく、今回新たに出資頂いた投資家の皆様とともに、一層ご支援を進めて参りたいと思います。」
- DRONE FUNDインベストメントディレクター取締役 長澤 友希
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[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55802/29/55802-29-e04f3554a279df832c5d5daf0e3f8e7c-643x219.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社ハイボット
所在地:東京都品川区北品川5-9-15
代表者:代表取締役 ミケレ グアラニエリ
Website:https://www.hibot.co.jp/
広報窓口:press@hibot.co.jp
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