【ウェブサイト＆スペシャルムービーを公開】子どもやユースと芸術体験を通して学び合う、オランダと日本の共同アートプロジェクト「CAT」

子どもたちとの美術鑑賞のヒントに使える鑑賞ワークシートも公開！



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-e8c0248f87be61a985975b5e6140de47-1238x652.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
CAT2023 ウェブサイト

NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ（以下、AIT）では、「コレクティヴ・アメイズメンツ・トゥループ [CAT = Collective Amazements Troupe] （以下、CAT）」(*1)のこれまでの活動を紹介したウェブサイトとスペシャルムービーを公開しました。

CATは、想像力と豊かな心を育むアートの学びとしてAITが実施している「ディア ミー（dear Me）」プロジェクトと、アウトサイダーアートやメンタルヘルスをテーマにさまざまな活動を行うオランダの美術館「ミュージアム・オブ・マインド（Museum of the Mind）」、そして、東京で20年にわたりダウン症や自閉症の子どもを中心としたメンバーと表現活動を行う市民グループ「アトリエ・エー（atelier A）」、3者のコラボレーションによるアートプロジェクトです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-d8d217797da2d9854892e22df5cd6ff8-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Mark to the Music」（2023）の様子、写真：阪本 勇
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-0d558d694131a36cf3f27fa794aa4eb0-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
同左　写真：阪本 勇

2016年に開始した「ディア ミー」プロジェクトでは、異なるバックグラウンドをもつ人たちが自然に混ざり合い、芸術体験を通して本来持つ力を発揮しやすい場づくりや、未来を想像する学びの場を創出してきました。こうした経験をさらに発展させるべく、2022年に日本とオランダの団体とともに3者のコラボレーションプログラム「CAT」を始動。それぞれの知見を交換しながら、障害ほか多様な特性のある子どもやユース、伴走する大人が互いに好奇心を持って出会い、表現の場をともにつくりだしています。

日本とオランダの精神医療やアートの分野を横断しながら、多様な人との芸術体験がもたらす可能性を探り、ゆくゆくはニューロダイバーシティ(*2)を推進する芸術プログラムへと発展させる試みです。
2023年は、新たな取り組みとして、オランダより、メンタルヘルス・プログラム マネージャーを東京に招聘。アンビエント音楽や瞑想を取り入れた表現ワークショップ「マーク・トゥー・ザ・ミュージック（Mark to the Music）」を実施し、子どもたちと4名の音楽家による特別なコラボレーションが実現しました。

また、オランダの取り組みをヒントに、2022年から継続的に実施している美術鑑賞プログラムでは、対話を重ねながら新たな刺激や気づきを得る「インスピレーション・ツアー」として、2023年秋に、アーティゾン美術館の企画展とコレクション展を鑑賞。その経験から自分の表現を深める創作ワークショップも開催しました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-f7257071bc2c13db5fe1b664071c92fe-900x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「インスピレーション・ツアー」（2023）の様子、写真：阪本 勇
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-534c6efdbc03d30e46ffaf7156a07842-690x460.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リサーチトリップ（2023）の様子

そのほか、AITスタッフと精神科ソーシャルワーカー3名がオランダのアートやケアの団体を視察したリサーチトリップや、本活動を振り返るパブリックトークイベントなどを行いました。
子どもたちや参加者のひとりひとりの反応や声、オランダレポートは、CAT2023のウェブサイトをご覧ください。

また、お家やお出かけ先で子どもたちとの美術鑑賞のヒントに使えるワークシート（サイズ：A4、10枚）も公開しました。ご自由にお使いください。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-b05fb15af252b5c340b575ff3527994a-1284x904.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
美術鑑賞のヒントに使えるワークシート

鑑賞ワークシートをダウンロードする
AITはこれからも、さまざまな取り組みをつうじてメンタルヘルスとアートを考えていきます。

令和5年度文化庁障害者等による文化芸術活動支援事業
「驚きをともに体験する、芸術と精神のインスピレーション・プログラム」

主催：文化庁、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ
企画：AIT ディア ミー
協働団体：アトリエ・エー、ミュージアム・オブ・マインド
協力：資生堂カメリアファンド、オランダ王国大使館（鑑賞プログラム協力：SBI 新生銀行グループ）
協賛：ローランド株式会社、株式会社MOGU、バニーコルアート株式会社

*1 「コレクティヴ・アメイズメンツ」とは、集団で体験する驚き、「トゥループ」とは、一人ひとり独立した表現者の集まりを意味している。
*2「神経多様性」を意味する、Neuro（脳・神経）とDiversity（多様性）の2つを組み合わせた言葉。「人それぞれ異なる特性を尊重して、多様性の違いを社会で生かそう」という考え方を広げるための取り組み。

ディア ミー（dear Me）について

異なるバックグラウンドをもつ子どもや若者、多様な人々が集い、アートや表現を通じた学びと出会いのプロジェクトとして2016年から開始。これまで行ってきた教育プログラムやアーティスト・イン・レジデンスの実績をもとに、子どもたち、表現者、大人のサポーターをつなぐプロジェクトです。
dearme.a-i-t.net

▶︎ 活動にご賛同いただける企業や個人の寄付やサポート、コラボレーションのご相談も随時受け付けています。多様な子どもやユースたちとアーティストのアート活動やオリジナル企画をともにつくってみませんか？ くわしくはこちら

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-15e2def0a75e1960828d7831eaf48706-3071x912.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ディアミー ロゴ


AITについて

2001年、現代アートに興味がある誰もが学び、対話し、思考するプラットフォームづくりを目指して、6名のキュレーターとアート・マネジャーが立ち上げた非営利団体です（2002年法人化）。AITは、これまで約20年にわたり多様なゲストとともに芸術の歴史や表現、実践について教育プログラムを実施してきました。ほかにも、先進的な企業の社会的要望に基づいたアートプログラムにコンサルティングや企画で関わるほか、芸術家や研究者延べ150人以上を派遣・招聘し、知識と経験を共有する国際交流の場を、多数の海外文化機関・財団との協働を通じて創出しています。www.a-i-t.net
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41420/12/41420-12-fae66c7e5be9d8f345035f3feb5bd34a-3900x1194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AIT ロゴ


PR TIMESプレスリリース詳細へ