人気アニメ『薬屋のひとりごと』劇場版が12月11日公開、米津玄師が主題歌、東宝・IMAGICA Gなど関連銘柄に関心

2026年10月23日 20:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■原作者・日向夏による完全新作、全世界累計5700万部の人気IP、映画・出版・放送への波及に期待

 人気アニメ『薬屋のひとりごと』のシリーズ初となる映画『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』が、2026年12月11日に全国公開される。10月22日には最新予告映像とキービジュアルが公開され、主題歌に米津玄師の書き下ろし楽曲「春が灯り」を起用することも明らかになった。原作者・日向夏による完全新作ストーリーとして製作され、映画公開を控えて関連企業の事業展開にも関心が集まりそうだ。

 原作は全世界でシリーズ累計5700万部を突破した人気作品。薬学の知識に優れた少女・猫猫(マオマオ)が、後宮などで巻き起こる事件の謎を解き明かす物語で、2023年のテレビアニメ化を契機に国内外で人気を広げた。劇場版では、5年前に亡くなった妃の遺体を故郷へ送り届けるため、猫猫と壬氏が南方の水上都市を訪れ、遺体に秘められた謎と財宝を巡る事件に挑む。12月5日には完成披露試写会を予定し、公開初日から原作者書き下ろし小説などを収録した特典冊子を全国計150万人限定で配布する。

■東宝は配給とアニメ制作、IMAGICA Gは原作出版、関連事業の広がりに注目

 株式市場で直接的な関連性が高いのは、配給を担当する東宝<9602>(東証プライム)だ。劇場版のアニメーション制作もグループのTOHO animation STUDIOが手掛ける。映画の興行成績に加え、関連商品や映像配信、海外展開など、人気作品を幅広い事業に活用するIP戦略の進展が注目される。

 一方、IMAGICA GROUP<6879>(東証プライム)は、原作小説を「ヒーロー文庫」から刊行するイマジカインフォスを傘下に持つ。12月9日には劇場版の物語を小説化した『小説 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の発売も予定され、映画公開に伴う書籍販売やライセンス関連事業への波及が期待される。テレビアニメの制作に携わるオー・エル・エムも同グループに属しており、出版と映像制作の両面で作品に関わっている。

 また、日本テレビホールディングス<9404>(東証プライム)は、テレビアニメシリーズの放送を通じた関連銘柄として注目される。10月2日から日本テレビ系で第3期を放送しており、映画公開日の12月11日には「金曜ロードショー」で新規映像を加えた特別編集版を放送する予定だ。テレビ放送と劇場公開の連動による認知度拡大が期待される一方、映画の収益寄与は各社の権利関係や契約条件によって異なる。人気IPの多面的な展開と公開後の興行動向が今後の焦点となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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