ジーイエット、生成AIデータセンターで液浸冷却の業務協力契約、電力効率と高密度化を追求
■国内事業者と企画・開発・販売・運営で協力、GPUの高密度実装と冷却電力の削減を検討
ジーイエット<7603>(東証スタンダード)は10月21日、生成AI基盤データセンター構想の具体化に向け、液浸冷却技術を活用した関連事業で国内事業者と基本契約を締結すると発表した。企画、開発、販売、導入支援、運営、プロモーションなどで業務協力の枠組みを構築し、個別案件の事業化に向けた協議を進める。協業先は液浸冷却システムやデータセンターの構築・運用に知見を持つ企業で、社名は守秘義務などから非開示としている。
液浸冷却は、サーバーなどを絶縁性の冷却液に浸し、CPUやGPUの熱を直接吸収する方式。冷却電力の削減や高密度実装、省スペース化が期待される。技術提供元の資料では、地下水を利用した特定条件下で電力使用効率を示すPUEが1.03~1.04だったとの参考実績が示された。同じIT機器消費電力を前提とする試算では、PUE1.03の場合、1.30~1.40の施設に比べ付帯設備の電力を約90~92.5%抑える計算となる。
■ゼロフィールドとの既存構想を補完、設備仕様や収益モデルの具体化を検討
同社は2025年8月、ゼロフィールドとの協業を起点とする生成AI基盤データセンター構想を公表した。今回の契約で冷却技術の選択肢を広げ、電力効率と演算能力の向上を目指す。今後は設備仕様、調達方法、設置場所、稼働開始時期、料金体系、設備投資額、資金調達方法などを検討する。小型・分散型演算基盤やローカルAIへの展開も視野に入れる。
現時点で具体的な設備の購入・導入、販売先、設置拠点、投資額、稼働時期などは決定していない。PUEの参考数値も将来導入する設備の性能を保証するものではなく、実際の効率や経済性は導入条件によって異なる。基本契約の締結自体が連結業績に与える影響は軽微と見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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