FRONTEO、東京都の中堅企業成長促進支援事業に採択――AI創薬基盤の高度化を推進

2026年10月19日 06:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「Next Edge Tokyo」で研究開発体制を強化、独自AIの解析機能を拡張

 FRONTEO<2158>(東証グロース)は10月16日、東京都が実施する2026年度の中堅企業成長促進支援事業「Next Edge Tokyo」の支援対象事業者に採択されたと発表した。AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」の機能拡張と研究開発基盤の強化に取り組む。

 同サービスは、独自開発の方程式駆動型AI「KIBIT」と創薬研究者の専門知識を組み合わせ、医学論文などの膨大な情報から新たな創薬標的や適応症の探索を支援する。今回の採択事業では、標的分子の探索機能に加え、安全性や動物とヒトの種差に関する予測機能、標的分子に作用する化合物の探索機能などを開発する。解析の自動化も進め、創薬研究の幅広い工程への対応を目指す。

■東京科学大学との協働研究を深化、最大1億円の補助制度も

 研究開発面では、2026年4月に開設した東京科学大学との協働研究拠点と自社研究施設「KIBIT AI Biology Lab」を活用する。AI解析と実験検証を連携させ、創薬標的の探索から検証までを支援する体制を強化する。研究者やAIエンジニアの採用・育成、解析設備の整備に加え、製薬企業、バイオベンチャー、大学・研究機関との共同研究も拡大する。

 東京都の同事業は、中堅企業の成長に向けて事業計画の策定から実行までを支援する制度。人材育成や研究開発設備への投資、企業連携などを対象に、1社当たり最大1億円、補助率3分の1の補助制度を設けている。同社は今回の採択を契機に研究成果の実用化・事業化を促進し、革新的な医薬品の創出と国内の創薬力強化につなげる方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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