JONSBO「TX-360CG」発表、ポンプ部とファン部に2画面を搭載した360mm簡易水冷

(Jonsbo.com)[写真拡大]
JONSBOは、ポンプ部と冷却ファン部にそれぞれIPS液晶画面を備えた360mm簡易水冷CPUクーラー「TX-360CG」を発表した。6.67型の曲面画面と11.2型の横長画面を組み合わせ、冷却装置をケース内の情報表示にも使う製品だ。2026年10月16日時点で、日本向けの発売日と価格は公表されていない。
■ポンプ部とファン部に異なる形の画面
ポンプ部の画面は6.67型の曲面IPS液晶で、解像度は2400×1080、最大輝度は300cd/m²。3基のファンを一体化したフレームには、11.2型、1920×140の横長IPS液晶を搭載する。こちらの最大輝度は350cd/m²で、両画面のリフレッシュレートは60Hzだ。
専用ソフト「JONSBO-AIO」を使い、システムの状態を画面に表示できる。エルミタージュ秋葉原によると、JPG・PNG画像やMP4動画の表示にも対応する。ポンプ部とファン部で画面の形が大きく異なるため、表示する情報の量や見せ方に合わせて配置を考えられる。
ファン部の横長画面を見せるには、取り付け後にフレームの表示面がケースの窓から見える配置が必要だ。天面などに取り付ける場合は、ケースの構造や設置方向によって見え方が変わる。購入前には、ラジエーターの搭載位置と窓からの視線を確かめたい。
■配線とケース内の寸法
JONSBOの製品仕様には、ファン用の4ピンPWM、照明用の3ピンARGB、画面用の9ピンUSB接続が記載されている。両画面の入力電力はポンプ側が5V・550mA、ファン側が5V・350mAで、合計すると最大4.5Wだ。対応OSはWindows 10以降で、画面表示用のJONSBO-AIOは公式製品ページから入手できる。
ラジエーターは397×120×27mm、ファン部は362×123×28mm。両者の厚さを単純に足すと55mmとなる。ケースが「360mmラジエーター対応」でも、搭載位置の奥行きに加え、メモリーやマザーボード上のヒートシンクとの間隔を確認する必要がある。
ポンプ部の外形寸法は142.5×108×105.5mmで、画面を含む大きなユニットだ。CPU周辺の部品やケース側板との干渉も設置時の確認点になる。ファン部の幅はラジエーターより3mm広いため、ケース側の幅方向の余裕も見ておきたい。
■冷却仕様と対応ソケット
簡易水冷クーラーでは、CPUに接する冷却板から冷却液へ熱を移し、ポンプで循環させた液体の熱をラジエーターとファンから空気へ逃がす。TX-360CGは銅製の冷却板を備える。JONSBOが示すポンプ回転数は5000rpm(±10%)、消費電力は3.84W(±10%)だ。
一体型ファンの回転数は700~2400rpm(±10%)。JONSBOの公称値では、1基当たりの風量が21.46~62.40CFM、静圧が0.49~2.46mmH₂O、騒音値が21.3~37.3dB(A)となっている。実際の冷却温度や聞こえ方は、CPUの消費電力、ファン設定、ケース内の通気などによって変わる。
JONSBOは冷却能力の指標としてD-TDPを325Wとし、25℃での平均故障間隔を4万時間以上と記載する。いずれもメーカーの公称値であり、平均故障間隔は個々の製品の使用可能期間を示す数字ではない。対応ソケットはIntel LGA1851/1700/1200/115xと、AMD AM5/AM4だ。
■画面付き簡易水冷との比較
JONSBOの従来モデル「TX-360」は、ポンプ部に3.95型の画面を備える。ASUS「ROG Ryujin III 360」は3.5型、MSI「MEG CORELIQUID S360」は2.4型IPS液晶をポンプ部に搭載する。JONSBOには、ポンプ部と3基のファンに計4画面を備える「TF3-360SC」もある。
TX-360CGは、ファンフレームに11.2型の横長画面を組み込んだ点が特徴だ。画面の明るさを公称値で比べると、be quiet!「LIGHT LOOP IO LCD」の2.1型画面は500cd/m²、NZXTの現行「Kraken Elite 360」の2.72型画面は最大690cd/m²となる。画面の大きさや配置も異なるため、数値とともにケース内での見え方を考えたい。
日本向けの販売条件が示されれば、価格に加えて国内の保証やサポートも比較材料になる。冷却性能や表示ソフトの使い勝手については、公称仕様だけでなく実機を使った評価が購入判断に役立つ。
元記事: JONSBO TX-360CG Launches With Dedicated IPS Panels on Both Pump Block and Radiator Frame
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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