NVIDIA、Windows 10向けGeForceのゲーム対応ドライバーを10月で終了へ

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NVIDIAは、Windows 10に対応するGeForce Game ReadyドライバーとNVIDIA Studioドライバーの提供を2026年10月で終える。11月以降、同OS向けドライバーは四半期ごとのセキュリティ更新に移り、更新は2029年10月まで続く予定だ。Windows 10でGeForce RTXシリーズを使う人は、今後の新作ゲームや機能への対応を考えるうえで、OSとドライバーの対応状況を確認する必要がある。
■ゲーム向け更新は10月が区切り
NVIDIAは2025年、Windows 10向けのGame ReadyドライバーとStudioドライバーを、同OSの通常サポート終了後も1年間提供すると発表した。同社のサポート計画では、Windows 10に対応する最後のGame Readyドライバーは2026年10月、対応しない最初のドライバーは11月に公開される。Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終了した。
Game Readyドライバーは、新作ゲームの発売に合わせた動作対応、性能改善、新機能や不具合修正を届ける。NVIDIAは、発売時点のゲームやアプリに合わせた最適化を「Day 0」対応と呼ぶ。Windows 10で10月までのドライバーを使い続ける場合、11月以降のドライバーに盛り込まれる新作向けの改善は受け取れなくなる。
既存のゲームやGPUが、更新の区切りと同時に使えなくなるわけではない。新しいゲームの動作や性能は、そのゲームの要件と、Windows 10で利用できる最終的なドライバーとの組み合わせによって変わる。NVIDIAが予定する四半期ごとの更新は、重大なセキュリティ問題や重要な不具合への対応が中心となる。
■GPUの世代によって異なる更新期限
今回のWindows 10向け方針が関わるのは、GeForce RTX 20、30、40、50シリーズなど、Game Readyドライバーの対象に残るGPUだ。Maxwell、Pascal、Volta世代は別の計画に移っており、GeForce GTX 900シリーズやGTX 10シリーズ、TITAN Vなどは、2025年10月から重大なセキュリティ問題に対応する更新のみを受ける。NVIDIAが示す旧世代GPUの更新期限は2028年10月だ。
この違いは、同じWindows 10のPCでも、搭載するGPUによって更新の終了時期が異なることを意味する。RTXシリーズ向けのWindows 10ドライバーには2029年10月まで、旧世代GPUには2028年10月まで、それぞれのセキュリティ更新計画が適用される。
■DLSS 5の今後の対応
NVIDIAは2026年9月、DLSS 5の「3D-Guided Neural Rendering」を『NBA 2K27』向けに提供した。ゲームエンジンが描画したフレームの色や動きの情報を入力に、AIで照明や素材の表現を加える技術だ。同社の日本語発表では、提供開始時の対象をGeForce RTX 50シリーズとGeForce NOWとしている。
RTX 40シリーズについて、NVIDIAはRTX 50シリーズ向けの性能調整を進めた後、公式対応を広げる計画を示している。2026年10月15日時点で、その提供日やWindows 10での利用条件は発表されていない。RTX 30シリーズ向けのDLSS 5対応も公表されていない。
NVIDIAは10月13日、DLSS 5の新モデルを発表した。同社によると、9月のモデルと比べて処理性能を2倍にし、4Kでのビデオメモリー使用量を20%減らしたという。新モデルは10月16日に『NBA 2K27』へ導入する予定で、対応機種としてRTX 50シリーズ、GeForce NOWなどを挙げている。ゲーム向け技術が更新される中、Windows 10利用者にとっては、GPUだけでなくOSとドライバーの対応条件も重要になる。
■Windowsのセキュリティ更新と利用状況
Microsoftの日本語案内によると、対象のWindows 10 PCを個人向け拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)に登録すれば、「緊急」「重要」の更新を2027年10月12日まで受け取れる。対象はWindows 10のバージョン22H2を使う所定の個人向けエディションだ。登録済みの機器は追加の手続きなしで期限まで継続し、1つのESUライセンスを最大10台で利用できる。
日本向けの案内では、PC設定の同期による追加費用なしの登録、Microsoft Rewardsの1,000ポイントとの交換、または1回限りの購入が選択肢として示されている。登録にはMicrosoftアカウントが必要だ。Windows 11への移行を考える場合、MicrosoftはTPM 2.0、対応CPUなどの要件を定めており、適合するWindows 10 PCには無料アップグレードを提供している。
2026年6月のSteamハードウェア調査では、参加したPC全体のうちWindows 10が23.56%、Windows 11が70.44%だった。HPの最高財務責任者Karen Parkhill氏も同年の決算説明会で、同社製PCの稼働台数の約30%がWindows 10を使っていると述べた。どちらもWindows 10がなお使われていることを示す数字だが、GeForce RTX搭載PCの台数を示すものではない。
他社の対応は一様ではない。AMDのAdrenalin Edition 26.9.1の公開資料は、対応するRadeon製品向けにWindows 10を対応OSとして挙げている。IntelのArc向けドライバー案内にもWindows 10の記載がある。GPUメーカーごとに方針が異なるため、利用者は自分の製品に対応する最新の案内を確認することになる。
元記事: NVIDIA Freezes Windows 10 GeForce Drivers in October: RTX 40-Series Misses DLSS 5 Support
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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