大和ハウスが1株を2株に分割 住宅3社はいくらで買える?

2026年10月6日 15:56

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大和ハウス、積水ハウス、住友林業の住宅3社の最低投資額や株主優待、業績を確認する。(Photo by takasuu © 123RF.com)

大和ハウス、積水ハウス、住友林業の住宅3社の最低投資額や株主優待、業績を確認する。(Photo by takasuu © 123RF.com)[写真拡大]

 大和ハウス工業が1株を2株に分割した。大和ハウス、積水ハウス、住友林業の住宅3社はいくらで買えるのか、最低投資額や株主優待、業績を確認する。

 10月5日の株価は、大和ハウスが2,154円、積水ハウスが3,313円、住友林業が1,177.5円だった。100株の最低投資額は、それぞれ約22万円、約33万円、約12万円となる。3社では住友林業が最も低い。

 大和ハウスは9月30日を基準日として、10月1日付で1株を2株に分割した。分割前の株価に換算すると約4,308円となり、最低投資額は約43万円から約22万円へ下がった。株式分割で企業価値が変わるわけではないが、個人投資家は購入しやすくなった。

 株主優待も拡充する。2027年3月末から、分割後100株以上を保有する株主に2,000円分、3年以上継続保有する株主には4,000円分の共通商品券を贈る。分割前は100株が必要だったため、優待取得に必要な資金も実質的に半分となる。

 共通商品券は、ダイワロイネットホテルズ、グループの商業施設、ゴルフ場、ホームセンター、スポーツクラブ、直営レストランなどで利用できる。住宅を購入する予定がない株主でも使いやすい点が特徴だ。

 大和ハウスは戸建てや賃貸住宅に加え、物流施設や商業施設、データセンター、海外住宅などを展開する。2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比9.0%増の1兆4,084億円、営業利益が同10.6%増の1,306億円だった。

 積水ハウスの2027年1月期中間期は、売上高が前年同期比2.5%減の1兆9,656億円、営業利益が同16.0%増の1,804億円だった。国内の戸建てや賃貸住宅に加え、米国を中心とする海外事業を成長分野としている。

 住友林業の2026年12月期中間期は、売上高が前年同期比17.5%増の1兆2,632億円、営業利益が同28.4%減の599億円だった。米国住宅会社の連結化で売上高は増えたが、米国の住宅市況や住宅ローン金利の影響を受けやすい。

 大和ハウスは物流施設など事業領域の広さ、積水ハウスは国内外の住宅事業、住友林業は米国住宅と木材関連事業が特徴となる。いずれも海外事業を拡大しており、為替変動や金利、建築資材価格が収益を左右する。

 大和ハウスは株式分割と優待拡充によって、3社の中間に位置する最低投資額となった。買いやすさや優待だけでなく、国内住宅市場の縮小を補う成長分野と、海外事業の収益性を確認したい。(記事:林田孝治・記事一覧を見る)

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