JR東日本・東海・西日本―JR3社の株はいくらで買える? 最低投資額と株主優待

2026年10月3日 21:45

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JR東日本、JR東海、JR西日本の最低投資額や株主優待、業績を確認する。MaedaAkihiko, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons

JR東日本、JR東海、JR西日本の最低投資額や株主優待、業績を確認する。MaedaAkihiko, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons[写真拡大]

 JR3社の株はいくらで買えるのか。JR東日本、JR東海、JR西日本について、最低投資額や株主優待、業績を確認する。

 10月2日の株価は、JR東日本が3,296円、JR東海が3,621円、JR西日本が2,868円だった。100株の最低投資額は、それぞれ約33万円、約36万円、約29万円となる。ただし、鉄道の割引券を通常の保有条件で受け取るために必要な株数は3社で異なる。

 JR東日本では、300株以上を保有すると、同社営業路線内の運賃と料金が4割引となる株主優待割引券を1枚受け取れる。10月2日の株価を基準にすると、必要資金は約99万円だ。100株以上を2年以上継続保有した株主には、割引券が1枚追加される。

 同社は2026年6月発行分から株主サービス券を拡充した。100株以上の株主は、エキナカコンビニ「NewDays」で何度でも利用できる5%割引クーポンや、ホテル、駅レンタカーなどの優待を利用できる。

 JR東海では、通常は500株以上で株主優待割引券が1枚発行される。必要資金は約181万円となり、3社で最も高い。1枚につき運賃と料金が1割引となり、2枚まで同時に利用できる。100株以上を3年以上継続保有した場合は、1枚が追加される。

 JR西日本は100株以上で、運賃と料金が5割引となる株主優待鉄道割引券を1枚受け取れる。約29万円で鉄道優待の対象となり、3社では最も取得しやすい。ホテルやジェイアール西日本伊勢丹、日本旅行などの割引券も付く。

 業績では、JR東日本の2027年3月期第1四半期の営業収益は前年同期比8.0%増の7,727億円、営業利益は同9.4%増の1,255億円だった。運輸収入や不動産賃貸収入が伸び、全セグメントで増収となった。

 JR東海の営業収益は同3.0%増の4,927億円、営業利益は同0.9%減の2,192億円だった。東海道新幹線が収益の柱となる一方、リニア中央新幹線の建設費や開業時期が注目点となる。

 JR西日本の営業収益は同0.6%減の4,244億円、営業利益は同11.7%減の560億円だった。人件費や修繕費などの増加が利益を圧迫したが、ホテルや商業施設を含む非鉄道事業の成長も進めている。

 最低投資額だけならJR西日本が最も低く、鉄道優待も100株から対象となる。JR東日本は首都圏の鉄道に加えて不動産やSuica関連、JR東海は東海道新幹線の収益力が特徴だ。優待の使いやすさだけでなく、各社の収益構造や設備投資の負担も確認したい。(記事:林田孝治・記事一覧を見る)

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