ヒックマンが語る『Midnight X-Men』 吸血鬼が変えるX-MENの対立構図

(Marvel.com)[写真拡大]
ジョナサン・ヒックマンが手がける米マーベルのコミック『Midnight X-Men』第1号は、2026年10月7日に米国で発売される。ヒックマンは、X-MENの従来の対立に吸血鬼を加え、複数の立場が交わるホラー作品として構想している。
■吸血鬼が変えるX-MENの対立
9月28日に公開されたAIPTのインタビューで、ヒックマンはX-MEN作品に戻った理由を語った。『Midnight Universe』では本作が唯一のX-MENシリーズとなり、多くの登場人物を一つの作品で動かせるという。
ヒックマンによると、吸血鬼を登場させることで、人間とミュータントという従来の対立に別の軸を重ねられる。マーベルの作品紹介では、ニューヨークに吸血鬼と「エンパイア」と呼ばれるミュータントの吸血鬼が現れ、両者の緊張が高まる中、「アンターンド」が戦いに巻き込まれるとされている。
Bleeding Coolが紹介した第1号の先行公開ページには、吸血鬼になっていないミュータントをマグニートーが「House of X」に集める場面がある。同誌によると、作中のミュータントの吸血鬼は心臓に杭を打たれても死なず、アダマンチウムに弱いという。
■過去と現在を行き来する物語
ヒックマンは、X-MENがすでに活動している世界を舞台に選び、物語を「前にも後ろにも」語れるよう背景を用意したと説明した。Bleeding Coolが紹介した先行公開ページでは、2026年10月6日の場面と、その10年前の出来事が描かれている。
カトリック教会も物語に関わる。ヒックマンによると、この世界ではナイトクローラーが司教、ビショップが預言者、エクソダスが聖人という役割を持つ。長い歴史を持つ教会を「情報伝達システム」と捉えた発言からは、宗教的な役割とX-MENの人物像を重ねる構想がうかがえる。
ヒックマンは最初の6つのストーリー編について具体的な構想があると語り、分量をおよそ36号と見積もった。同時に、執筆が進めば物語の長さは変わり得るとも述べている。キャラクターデザインはR・B・シルバが担当し、作画にはマッテオ・デラ・フォンテとマッテオ・ブッファーニが参加する。
■3作品で始まる新たなホラー世界
『Midnight X-Men』は、『Midnight Fantastic Four』『Midnight Spider-Man』とともに10月7日に米国で始まる新シリーズだ。コミック業界誌ICv2によると、マーベルは3作品を同じ日に発売し、その週の新刊をこの3作品に絞る計画を発表した。
AIPTが伝えたマーベルの発表によると、9月23日時点で3作品の第1号の小売店からの注文は合計100万部を超えた。3作品とも第2刷が予定されており、米国での発売日は10月28日とされている。
マーベルは各作品の表紙を一部隠して見せる「クロークド・カバー」も採用した。物語の詳細を発売前に明かしすぎない方針は、ヒックマンが語る長期構想とともに、新しい世界をどう見せるかに関わっている。
元記事: Hickman Reveals Midnight X-Men Was Built From Game Theory and Retrovirology
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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