米Strategy、1,665BTCを追加取得 普通株売却資金でSTRC優先株も買い戻し

2026年9月29日 20:47

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記事提供元:Tech Times

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米Strategy(ストラテジー)は9月28日、前週に1,665BTCを購入し、変動配当型のSTRC優先株も買い戻したと開示した。普通株の売却で得た資金を両方に配分し、優先株の買い戻しには手元資金も充てた。

■保有量は84万7,666BTCに

同社が米証券取引委員会に提出したForm 8-Kによると、9月21日から27日までのビットコイン購入額は1億4,270万ドル(約224億円、1ドル=157円換算)。手数料などを含む平均取得価格は1BTC当たり8万5,681ドルだった。

9月27日時点の保有量は84万7,666BTCで、ビットコインの発行上限2,100万BTCの約4.04%に相当する。累計取得額は約639億5,000万ドル、平均取得価格は1BTC当たり7万5,437ドルとなった。

購入は2週連続だ。前週の9月14日から20日には950BTCを7,570万ドルで取得しており、平均取得価格は1BTC当たり7万9,670ドルだった。

■普通株売却資金の使い道

Strategyは9月21日から27日にクラスA普通株(MSTR)146万9,165株を売却し、手数料控除後の2億4,620万ドルを調達した。このうち1億4,270万ドルをビットコイン購入に、1億350万ドルをSTRC優先株の買い戻しに充てた。

STRCは、配当率が変動する同社の永久優先株だ。Strategyは普通株売却資金に加え、財務運用に使う「USD Cash」から4,810万ドルを拠出し、STRCを153万4,530株、計1億5,170万ドルで買い戻した。

同じ週には、優先株配当の支払いに「USD Reserve」から2,210万ドルを使用した。この準備金は優先株配当と社債などの利払いを支えるためのもので、9月27日時点の残高は50億2,000万ドル。USD Cashの残高は10億ドルだった。

同社は9月8日、優先株の買い戻し枠を10億ドルから20億ドルへ拡大している。9月27日時点で、この枠には7億2,350万ドルが残っていた。

■購入再開の背景と株主が見る指標

Strategyは2026年、ビットコインの購入に加えて売却も行っている。7月27日から8月2日には1,638BTCを約1億470万ドルで売却し、その収入を優先株配当とSTRCの買い戻しに振り向けた。その後、8月下旬には4,603BTCを購入した。

最高経営責任者のフォン・レは9月のインタビューで、STRCの配当資金を賄うための売却を「当時としては適切な取引だった」と説明した。今回の開示でも、ビットコインの取得、優先株の買い戻し、配当の支払いが並行している。

普通株主にとっては、保有BTCの総量だけでなく、株式数との関係も重要になる。同社の「BTCイールド」は、一定期間における希薄化を考慮した1株当たりBTC保有量の変化率を示す独自指標だ。現金収益や株主の投資利益を示す利回りではなく、優先株や負債による先順位の請求権も十分には反映しない。

同社が5月に公表した年初来BTCイールドは9.4%だった。ただし、今回の1,665BTCの購入と約147万株の売却だけから、その週のBTCイールドや普通株主の利益を判断することはできない。

■100万BTCまでの距離

9月27日時点の保有量から100万BTCに達するには、さらに15万2,334BTCが必要となる。2026年末まで約13週間で達成すると仮定した場合、必要な純増は週平均約1万1,700BTCだ。

ビットコイン分析者のアダム・リビングストンは年初、積極的な取得が続けば9月までに100万BTCに届く可能性を示していた。9月27日時点では到達しておらず、直近2週の購入量は950BTCと1,665BTCだった。

同社はビットコイン購入の資金を普通株だけに頼っているわけではない。4種類の米国上場優先株、USD Reserve、USD Cashに加え、一定の用途にビットコインを売却できる制度も設けている。今後の保有量を追うには、週次の購入量とともに、資金調達、買い戻し、売却の開示を確認する必要がある。

元記事: Strategy Buys 1,665 Bitcoin; Same Stock Sale Also Retired $151M Preferred Shares

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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