『メトロイド ラヴェナス』2027年1月28日発売、敵を喰らい力を得るサムスの新たな戦い

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任天堂は、探索型2Dアクション「メトロイド」シリーズの完全新作『メトロイド ラヴェナス』を、Nintendo Switch 2専用ソフトとして2027年1月28日に発売する。日本での希望小売価格はダウンロード版が7,980円、パッケージ版が8,980円で、すでに予約受付が始まっている。
新作で物語とゲームプレイの中心になるのは、サムス・アランに目覚めた「メトロイド」の能力だ。サムスは敵の攻撃をはじいて動きを止め、エネルギーを吸収して命をつなぐ。さらに、倒した敵を喰らって力を得るという発想を持つ5人の刺客「スペースニンジャ」が立ちはだかる。
■満身創痍のサムスが未知の地下世界へ
物語は、サムスが不時着した衛星で謎の集団に襲われ、重傷を負ったまま地下深層へ落下するところから始まる。サムスは複雑に入り組んだ地下世界を探索し、自らの能力を高めながら地表への帰還を目指す。
サムスを襲ったのは、異なる武器を操る5人の「スペースニンジャ」だ。彼らは、倒した相手を喰らうことでその力を獲得できると狂信しており、地下世界の各所でサムスを待ち受ける。
スペースニンジャとの戦いでは、通常の探索場面とは異なり、サムスの斜め後ろから捉える視点が導入される。これにより、一騎打ちの距離感や武器の応酬を強調した、よりダイナミックな戦闘が展開する。
■敵のエネルギーを吸収して生き延びる
本作では、サムスに宿る「メトロイド」の能力がゲームシステムの軸となる。敵の攻撃をタイミングよくはじいてひるませ、すかさず捕食することで、相手のエネルギーを吸収できる。
公開映像では、サムスが敵に接近してエネルギーを奪う姿に加え、水面を駆け抜ける場面や、壁を突破して移動するようなアクションも確認できる。こうした能力を獲得しながら探索範囲を広げていくことが、本作の基本的な進行になるとみられる。
『メトロイド ドレッド』では、サムスを執拗に追跡する調査用ロボット「E.M.M.I.」が緊張感の中心を担っていた。これに対し本作は、サムス自身が獲物のエネルギーを喰らい、より積極的に敵へ接近する戦いを前面に押し出している。追われる恐怖を描いた前作から、「喰うか、喰われるか」の攻防へと重点を移した形だ。
■『メトロイド ドレッド』からつながる新たな力
サムスとメトロイドの力の結び付きは、『メトロイド フュージョン』と『メトロイド ドレッド』を通して描かれてきた。
『メトロイド フュージョン』では、寄生生命体Xに侵されたサムスを救うため、メトロイドの細胞から作られたワクチンが投与された。その結果、サムスはXを吸収してエネルギーや武器を回復できるようになる一方、メトロイドと共通する性質も受け継いだ。
続く『メトロイド ドレッド』では、サムスに潜在していたメトロイドの力が惑星ZDRで覚醒していく。終盤にはパワードスーツが「メトロイドスーツ」へ変化し、強力なエネルギー吸収能力を発現した。
『メトロイド ラヴェナス』では、このシリーズ上の経緯を踏まえ、敵のエネルギーを吸収する能力が冒険全体の生存手段として展開される。前作終盤で現れたサムスの変化を、物語だけでなく日常的な戦闘と探索へ組み込む点が、新作の大きな特徴となる。
■開発にはMercurySteamが続投
開発は、スペインのゲーム開発会社MercurySteamが手がける。同社は任天堂とともに、ニンテンドー3DS用ソフト『メトロイド サムスリターンズ』と、Nintendo Switch用ソフト『メトロイド ドレッド』を開発してきた。
『メトロイド ドレッド』は2021年に発売され、シリーズで初めて世界販売本数が300万本を超えた。『メトロイド ラヴェナス』でも、同作で発展した高速な移動や近接戦闘を基礎としつつ、捕食とエネルギー吸収を中心に据えた新たなゲームプレイが導入される。
MercurySteamは2026年5月、対象人数を明らかにしないまま人員削減を発表していた。今回、同社が新作の開発を担当し、任天堂が具体的な発売日を公表したことで、少なくとも本作の発売に向けた計画が進行していることが明らかになった。
■正式発表前にはブラジルの審査情報から存在が浮上
『メトロイド ラヴェナス』の名称は、正式発表に先立つ2026年7月、ブラジルの年齢区分審査に関する情報から浮上していた。
当時の情報には『Metroid Ravenous』という作品名のほか、Nintendo of America、2026年制作、暴力表現を理由とする12歳以上の年齢区分などが記載されていた。その後、掲載情報は削除されたが、9月9日のNintendo Directで同名の新作が正式に発表された。
一方、タイトルの「Ravenous」と、『メトロイド ドレッド』に登場したレイヴンビークとの関係については、任天堂から説明されていない。物語上の具体的なつながりは、今後の情報公開を待つ必要がある。
■通常版とスペシャルエディションを発売
日本では、通常版の希望小売価格がダウンロード版7,980円、パッケージ版8,980円に設定されている。ニンテンドーeショップとNintendo Storeでは予約受付が始まっており、全国のゲーム取扱店やオンラインショップでも準備が整い次第、予約が開始される予定だ。
通常版に加えて、『メトロイド ラヴェナス スペシャルエディション』も発売される。セットにはNintendo Switch 2用ゲームソフト、特別仕様の「サムス(メトロイドスーツ)」amiibo、スチールブック仕様のカードケースが含まれる。
単体販売されるamiiboとして、「サムス」と「鳥人像」の2種類も用意される。「サムス(メトロイドスーツ)」amiiboはスペシャルエディション限定商品で、単体では販売されない。ゲーム、スペシャルエディション、3種類のamiiboはいずれも2027年1月28日に発売予定だ。
■シリーズ40周年後に登場する探索型2Dアクション
「メトロイド」シリーズは、初代作品が発売された1986年8月6日から40周年を迎えた。『メトロイド ラヴェナス』は、2021年の『メトロイド ドレッド』以来、約5年ぶりとなる探索型2Dアクションの完全新作だ。
シリーズでは2025年12月に、『メトロイドプライム4 ビヨンド』もNintendo SwitchとNintendo Switch 2向けに発売された。同作は2025年12月末までに両機種版の合計販売本数が100万本を超えている。
『メトロイド ラヴェナス』は、それから約1年後に登場する新作となる。サムスに宿ったメトロイドの力を、物語上の変化にとどめず、捕食、回復、能力獲得へと広げることで、シリーズの探索と戦闘を新たな方向へ発展させる作品となりそうだ。
元記事: Metroid Ravenous Flips Dread’s Formula: Samus Now Drains Enemies to Survive
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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