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サムスン、14型ノート「Galaxy Book6」を799ドルから投入 Copilot+は非対応

(Samsung.com)[写真拡大]
Samsungは、日常用途に向けた14インチノートPC「Galaxy Book6」を発表した。価格は799ドル(約12万7800円、1ドル=160円換算)からで、豊富な接続端子、最大16GBのメモリ、最大25時間という公称バッテリー駆動時間を特徴とする。
一方、搭載するNPUの性能は最大15 TOPSで、MicrosoftがCopilot+ PCに求める40 TOPS以上の基準を満たさない。Samsungは一部市場で提供するとしているが、2026年9月2日時点で日本向けの発売日や価格は発表していない。
■Core Series 3を搭載、Copilot+ PCには該当せず
新しいGalaxy Book6は、Intel Core 3またはCore 5プロセッサを採用する。いずれも、Intelが価格重視のPC向けに展開するCore Series 3の製品で、開発コード名は「Wildcat Lake」だ。
Galaxy Book6に搭載される構成では、AI処理を担うNPUの性能が最大15 TOPSとなる。Microsoftが定めるCopilot+ PCの主な要件は、40 TOPS以上のNPU、16GB以上のメモリ、256GB以上のストレージであり、CPUやGPUを含めたシステム全体のAI演算性能ではなく、NPU単体の性能が基準になる。
IntelはCore Series 3について、CPU、GPU、NPUを合わせたプラットフォーム全体で最大40 TOPSのAI性能を備えるとしている。しかし、NPU単体ではCore 3 304とCore 5 315が15 TOPS、上位のCore 7 350とCore 7 360でも17 TOPSである。
このため、Galaxy Book6はNPUを備えたAI PCではあるものの、Copilot+ PCには分類されない。Recall、Click to Do、翻訳対応のライブキャプションなど、Copilot+ PC向けに提供されるWindows 11のAI機能を購入目的にする場合は、製品の区分を確認する必要がある。
■14インチ液晶と最大16GBメモリを用意
ディスプレイは14インチのLCDで、解像度は1920×1200、アスペクト比は16対10、輝度は350ニトとなる。表面には映り込みを抑える反射防止処理が施されている。
メモリは8GBまたは16GBのLPDDR5X、ストレージは256GB、512GB、1TBのSSDから選択できる。ただし、構成や選択肢は販売地域によって異なる。
本体サイズは幅313mm、奥行き221mm、厚さ15.7mmで、重量は1.35kg。カラーはバイオレットシルバーとグレーを用意する。バイオレットシルバーはGalaxy Bookシリーズで初めて採用されるカラーだ。
前面には1080p映像に対応する200万画素カメラを搭載する。無線通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.4に対応し、2W出力のステレオスピーカーとデュアルアレイマイクも備える。
キーボードにはバックライトを搭載しない。暗い場所での入力が多いユーザーにとっては、購入前に確認しておきたい仕様となる。トラックパッドは一般的なクリックパッド方式だ。
■USB Type-Cを2基、HDMIとUSB Type-Aも搭載
接続端子は、USB Type-Cを2基、USB Type-Aを1基、HDMI 1.4を1基、3.5mmのヘッドフォン・マイク兼用端子を1基備える。HDMI端子は最大4K、30Hzの映像出力に対応する。
2基のUSB Type-C端子は同じ機能を備えるため、使用する端子によって対応機能が変わる構成ではない。外部ディスプレイをHDMIで接続しながら、USB Type-Aの周辺機器やUSB Type-Cのストレージを使えることが、実用面での特徴となる。
比較対象となるAppleのMacBook Neoは、USB 3対応のUSB-C端子を1基、USB 2対応のUSB-C端子を1基、3.5mmヘッドフォンジャックを備える。外部ディスプレイへのDisplayPort出力はUSB 3側の端子を使用する。
端子の種類と数ではGalaxy Book6が有利だ。変換アダプターを使わずにHDMIディスプレイやUSB Type-A機器を接続したい場合、Samsungの構成には分かりやすい利点がある。
■最大25時間はメーカー公称値
Galaxy Book6は61.2Whのバッテリーを搭載し、Samsungは駆動時間を最大25時間としている。45WのUSB Type-C充電器が付属し、約30分でバッテリー容量の約33%を充電できるという。
25時間という数値はメーカー公称値であり、実際の駆動時間は画面の明るさ、通信環境、使用するアプリ、動画再生やWeb会議などの負荷によって変わる。Samsungも、ネットワーク環境や利用方法などに応じて実際の時間が異なるとしている。
発表直後の段階では、Galaxy Book6を同一条件で測定した独立機関のバッテリーテストは確認できない。したがって、MacBook Neoを含む他機種との駆動時間の優劣は、公称値だけでなく今後の実機テストを待って判断する必要がある。
MacBook Neoは36.5Whのバッテリーを搭載し、Appleの公称値はビデオストリーミングが最大16時間、ワイヤレスインターネットが最大11時間となっている。
■Galaxy AIとGalaxy機器との連携に対応
Galaxy Book6は、Samsung独自のGalaxy AI関連機能を搭載する。画面上の情報を選択して検索や情報確認につなげる「AI Select」、画像の背景を切り抜く「AI Cut Out」、Samsung Notes内の文章を要約する「Note Assist」などを利用できる。
AI SelectとNote Assistについては、インターネット接続とSamsungアカウントへのログインが必要となる。対応言語や利用できる機能は、地域、デバイス、モデルによって異なる場合がある。
Galaxy機器との連携機能も用意する。「Quick Share」では対応機器間でファイルを共有でき、「Storage Share」では対応するGalaxyスマートフォン内の写真や動画などへPCからアクセスできる。
「Multi Control」を使うと、Galaxy Book6のキーボードとマウスで対応するGalaxyスマートフォンやタブレットを操作できる。「Second Screen」では、対応するGalaxy Tabを追加ディスプレイとして利用可能だ。
これらはCopilot+ PC向けのWindows機能とは別に提供されるSamsung独自の機能群である。GalaxyスマートフォンやGalaxy Tabを使っているユーザーにとっては、端末間でのファイル移動や複数画面での作業を効率化する選択肢になる。
■MacBook Neoは日本で11万9800円から
Galaxy Book6と競合するMacBook Neoは、13インチのLiquid RetinaディスプレイとA18 Proチップを搭載する。日本のApple Storeにおける価格は、256GBモデルが11万9800円、512GBモデルが13万7800円だ。
MacBook Neoのディスプレイは2408×1506ピクセル、500ニトで、Galaxy Book6の1920×1200ピクセル、350ニトより高精細で明るい。一方、画面サイズはGalaxy Book6が14インチ、MacBook Neoが13インチとなる。
MacBook Neoのメモリは両構成とも8GBで、ストレージは256GBまたは512GBだ。Galaxy Book6は最大16GBのメモリと最大1TBのストレージを選択できるため、メモリ容量や保存容量を重視する場合は選択の幅が広い。
重量はMacBook Neoが1.23kg、Galaxy Book6が1.35kgとなる。MacBook NeoはA18 Proチップを搭載したファンレス設計で、Apple Intelligenceに対応する。256GBモデルはTouch IDに非対応で、Touch IDは512GBモデルに搭載される。
Galaxy Book6はWindows 11とx86アプリ環境、端子の豊富さ、メモリとストレージの選択肢が特徴となる。MacBook Neoはディスプレイの解像度と輝度、軽さ、日本で正式に購入できる点に強みがある。
■日本での発売日と価格は未発表
Galaxy Book6は一部市場で販売され、価格は799ドルからとなる。メモリは8GBまたは16GB、SSDは256GB、512GB、1TBが用意されるが、構成、カラー、機能、販売時期は地域によって異なる。
Samsungのグローバル発表では、追加市場へ順次展開するとしている。2026年9月2日時点では、Samsung日本法人から今回のCore Series 3搭載14インチモデルについて、国内発売日、価格、販売方法は発表されていない。
このため、799ドルを円換算した約12万7800円は米国価格を基にした参考額であり、日本での販売価格を示すものではない。日本の購入者がMacBook Neoなどと比較する際は、Galaxy Book6の国内展開と日本向け仕様が発表されるかを待つ必要がある。
元記事: Samsung Galaxy Book6 Arrives at $799, but Its AI Misses Copilot+ Certification
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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