米メタ、クラウドコンピューティング事業参入へ 株価10%超急騰

2026年7月2日 10:31

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記事提供元:International Business Times

メタ・プラットフォームズが余剰AIコンピューティング能力を販売するクラウドコンピューティング事業立ち上げを準備していると報じられた。Photo by Julio Lopez on Unsplash

メタ・プラットフォームズが余剰AIコンピューティング能力を販売するクラウドコンピューティング事業立ち上げを準備していると報じられた。Photo by Julio Lopez on Unsplash[写真拡大]

メタ・プラットフォームズ(Meta)が余剰AIコンピューティング能力を外部企業に販売するクラウドコンピューティング事業の立ち上げを準備していると報じられ、同社株は1日(米東部時間)に10%超急騰した。

ブルームバーグ・ニュースは、メタが外部顧客に同社のAIインフラとコンピューティング能力へのアクセスを提供するクラウドコンピューティング事業を開発していると詳報した。ただし同計画はまだ開発段階にあり、変更される可能性もあるとしている。

この大幅高により、メタは2026年に入ってからの低迷の一部を取り戻した。今回の急騰前、同社株はマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の積極的なAI投資が実質的な財務リターンを生むかどうかを投資家が疑問視する中、2026年の年初来で約15%下落していた。

今回報じられた戦略が実現すれば、メタはアマゾン・ドット・コムのAWSやマイクロソフトのAzure、グーグル・クラウドといった既存のクラウド大手と直接競合することになる。また、コアウィーブやネビウスといった特化型AIインフラプロバイダーへの挑戦にもなる。

こうした懸念は市場に即座に反映された。コアウィーブとネビウスの株価はこの報道を受けて急落した。

メタのクラウドプラットフォームでは、開発者が同社のインフラ上で稼働するAIモデルにアクセスし、その運用に必要なコンピューティング能力に対して料金を支払う形が想定される。また同社は、新興の「ネオクラウド」プロバイダーが提供するサービスに類似した、AIコンピューティング能力の提供も検討しているとも報じられている。

新事業は、依然として収益の大部分を占めている広告事業以外への多角化を図る上でも寄与しうる。

メタがAIインフラを積極的に拡大する中、ウォール街は同社の設備投資を厳しく見極めるようになっている。同社は今年の設備投資額を1250億〜1450億ドルと見込んでおり、企業史上最大規模のテクノロジー投資プログラムの一つとなる。

メタのクラウドコンピューティングへの参入可能性は、まったくの青天の霹靂というわけではない。ザッカーバーグCEOは5月に開催された同社の年次株主総会で、内部需要を超えるコンピューティング能力を最終的に構築した場合、クラウドコンピューティング事業の立ち上げは「確実に選択肢に入っている」と述べていた。

同氏はまた、複数の企業がすでに同社のAIインフラおよびアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へのアクセスを求めてメタに接触していることも明らかにしており、同社のコンピューティングリソースに対する需要がすでに存在していることを示唆した。商業的なクラウドサービスの提供により、高コストなデータセンター資産の収益性を高めながら、新たな継続的収益源を創出できる可能性がある。

※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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