スバル、トレイルシーカー 発表 EV SUV航続734km

2026年4月9日 16:42

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(写真:スバル発表資料より)

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 SUBARUは9日、新型電気自動車(EV)SUV「トレイルシーカー」を発表した。BEVラインアップ第2弾となるミッドサイズSUVで、最大734kmの航続距離と高出力AWDを特徴とする。国内では群馬製作所矢島工場で生産し、電動化戦略の中核モデルに位置付ける。

 新型トレイルシーカーは、大容量リチウムイオン電池を搭載し、「ET-SS」グレードで734km、「ET-HS」で627kmの一充電走行距離を実現した。前後モーターを備えるAWDモデルでは最大出力280kW、0-100km/h加速4.5秒と高い動力性能を持つ。

■EV性能と実用性を両立

 電池容量は74.7kWhで、急速充電では10%から80%まで約28分で充電可能とした。低温時でも充電効率を高めるバッテリープレコンディショニングを採用し、寒冷地での使い勝手にも配慮する。

 荷室容量は最大633Lを確保し、AC100V・1500Wの給電機能も装備する。アウトドアや災害時の電源として活用できる点も特徴である。大型ルーフレールなど積載性を重視した設計とした。

■安全装備と先進機能

 安全面では「SUBARU Safety Sense」を採用する。加えて渋滞時のハンズオフ支援「Advanced Drive」や自動駐車機能「Advanced Park」を設定し、運転支援機能を強化した。

 インフォテインメントには14インチディスプレイを採用し、操作系を集約した。ナッパレザーシートなど上質装備も設定し、SUVとしての快適性も高めている。

■EV SUV市場での位置付け

 近年は電動SUV市場の拡大が続いている。各社が航続距離と実用性を競う中、トレイルシーカーは長距離性能と積載性を両立した点が特徴だ。

 既存の「ソルテラ」に対し、より実用性やアウトドア性能を重視したモデルと位置付けられる。スバルはEVラインアップの拡充により、多様化する電動車ニーズへの対応を進める考えだ。

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