ラクオリア創薬、TRPV4拮抗薬の欧州特許査定、中国・日本に続く権利確保

2026年1月9日 08:00

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■眼疾患などで有効性確認、産学連携研究の成果

 ラクオリア創薬<4579>(東証グロース)は1月8日、同社が創出したTRPV4拮抗薬(ピリミジン-4(3H)-オン誘導体)について、欧州における物質特許の特許査定を受けたと発表した。対象特許は出願番号21796562.3で、欧州で審査中であったが、同日付で特許査定の連絡を受けた。同件は適時開示には該当しないものの、有用な情報として任意開示した。

 今回特許査定を受けたピリミジン-4(3H)-オン誘導体は、TRPV4拮抗作用を有する新規化合物群である。これにより、既に知的財産権を確保している中国、日本に加え、欧州においても権利が強化される。同社のTRPV4拮抗薬は、TRPV4イオンチャネル受容体に特異的に作用し、疼痛・炎症や眼疾患の複数のモデル動物で高い有効性が確認されている。

 同社は2016年から岐阜薬科大学と眼疾患分野で産学共同研究を進め、2021年4月には同大学内に共同研究講座を設置した。研究成果は2023年に論文として発表され、2025年の第45回日本眼薬理学会でも後眼部疾患に対する低分子創薬アプローチとして紹介されている。今回の特許査定による2026年12月期業績への影響はないが、今後の開発を通じ、中長期的な企業価値向上への寄与を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】IPO株にリベンジ相場の兆し、66社の希少性が投資家心理を刺激(2025/12/22)
【株式市場特集】円高メリット株に再注目、出遅れ紙・パ株に掉尾の一振(2025/12/15)
【株式市場特集】金先物高騰で「ジパング」再生、産金・都市鉱山・リユース株に年末ラリーの主役(2025/12/8)
京都ヒューマノイドアソシエーションに3社が新規参画、純国産ヒューマノイドロボット開発の体制を強化(2025/12/3)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事