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オンコリスバイオファーマ、腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」商用製剤のGMP製造を開始
■ベルギーで原薬製造を完了、日本への輸入・供給体制を整備
オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は10月8日、腫瘍溶解ウイルス「OBP-301(商品名テロメライシン)」のGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)に基づく製剤製造を開始したと発表した。2026年の販売開始を目指し、商用化を見据えた製造体制を整備する。
同社はこれまで、OBP-301のGMP製造に関するバリデーションを進め、原薬の製造をベルギーのCDMO企業ヘノジェン社で完了していた。今回開始した製剤製造は商用利用を想定したもので、日本への輸入後、承認取得次第、医療機関への迅速な供給を計画している。OBP-301は、がん細胞に特異的に感染・増殖し腫瘍を破壊する作用を持つウイルス療法薬として、同社の主力開発品目のひとつに位置づけられている。
あわせて、販売提携先である富士フイルム富山化学株式会社から、製品代金の前受金の一部を2025年中に受領する予定であることも明らかにした。同前受金は2025年12月期末の貸借対照表に前受金として計上され、販売開始後に売上高に振り替えられる見込み。金額の詳細は非開示としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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