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【株式市場】前場の日経平均は125円安、医薬品への100%関税などで様子見だが材料買い旺盛でTOPIXは高い
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は4万5629円79銭(125円14銭安)、TOPIXは3198.32ポイント(12.97ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億1334万株
9月26日(金)前場の東京株式市場は、米トランプ大統領がSNSで10月1日から医薬品に100%の関税を課すと発信したことやNY株の3日続落などを受け、日経平均は反落して始まった後331円安(4万5423円)まで下押す場面があった。一方、為替は円安が進み1ドル149円台に入り、今日26日は9月末日基準の配当や優待、分割を受け取るための買付期限(権利付最終日)のため買い意欲も強いようで、日経平均は午前11時にかけて12円高(4万5766円)まで上げ、前引けは安いが底堅かった。TOPIXは高い。上場2日目のオリオンビール<409A>(東証プライム)は反落模様。
千葉銀<8331>(東証プライム)と千葉興銀<8337>(東証プライム)が一段高となり経営統合に関する一部報道を受けて思惑買い殺到。日銀の金融調節を受けてみずほFG<8411>(東証プライム)などの銀行株も高い。ソニーグループ<6758>(東証プライム)は反発し9月中間配当でのソニーフィナンシャル株式の現物配当など意識。住友不動産<8830>(東証プライム)は続伸高値など不動産株も投資判断など好感され高い。NCS&A<9709>(東証スタンダード)は急伸し業績・配当予想の増額修正を好感。ビーマップ<4316>(東証グロース)は米国自治領・北マリアナ諸島連邦政府との相互協力協定など材料視され急伸。
東証プライム市場の出来高概算は9億2395万株、売買代金は2兆6936億円。プライム上場1617銘柄のうち、値上がり銘柄数は1178銘柄、値下がり銘柄数は370銘柄。
東証33業種別指数は26業種が値上がりし、不動産、鉱業、証券商品先物、その他製品、建設、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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