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イトーキの第2四半期決算は売上高と営業利益が最高を更新、オフィスリニューアルや移転など好調
(決算速報)
■今12月期の業績予想を増額修正、売上高は中期計画を1年前倒し達成の見込み
イトーキ<7972>(東証プライム)の第2四半期決算(中間期:2025年1月~6月・累計)は、売上高が中間期としての最高を連続更新し、営業利益と経常利益は前年同期比5割超の大幅増益となり、今12月通期の連結業績予想の増額修正も発表した。人口減などに対応した新しい働き方の潮流に乗り、オフィスのリニューアル需要や移転需要などが好調だった。
第2四半期決算(25年1月~6月、連結)は、売上高が前年同期比9.3%増の792億44百万円となり、中間期としては4期連続の増収、3期連続の過去最高となった。営業利益は同54.8%増の106億25百万円で、中間期における過去最高を更新。親会社株主に帰属する中間純利益は同36.8%増の69億60百万円だった。
こうした推移を受け、今12月期の連結業績予想を全体に増額修正した。売上高は、2月に開示した前回予想を3.4%上回る1500億円(前期比8.3%増)の見込みに見直し、中期経営計画の最終年度(2026年度)の目標を1年前倒しで達成の見込みとなった。営業利益は同4.3%上回る120億円(同19.9%増)の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.8%上回る83億円(15.5%増)の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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