藤田観光が高値に向け出直る、「訪日客、初の300万人超」など好感、今期は5期ぶりに復配を予定

2024年4月18日 10:42

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■前12月期は営業・経常利益が4期ぶり黒字、業績回復期待強い

 藤田観光<9722>(東証プライム)は4月18日、4日ぶりの反発基調となり、午前10時過ぎに6%高の7280円(420円高)まで上げて約1週間前につけた2008年以来の高値7910円に向けて出直っている。「訪日客、初の300万人超、3月『コト消費』円安で沸く」(日本経済新聞4月18日付朝刊)とインバウンド(訪日観光客)の増加が伝えられており、追い風として期待が再燃した。

 12月決算(2023年12月期・連結)は売上高が前期比47%も増加し、各利益とも前期比で黒字に転換、営業・経常利益は4期ぶりの黒字となった。今期・24年12月期は各利益とも反落減の見込みとしたが、黒字は継続の予想で、配当は19年12月期以来5期ぶりに復活する予定とした。業績回復への期待は強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事